【ケモノ妖怪四十七士】新潟県:海禿/うみかぶろ
新潟県佐渡島両津港で言う海の妖怪。アシカの化けたものだといい、よく人を騙したという。:アシカの妖怪というとかなり珍しい部類でしょうか。アシカの語源は海にいる鹿で「海鹿(あましか)」、芦の生えているところにいる鹿で「芦鹿(あししか)」だとか。アシカは獣とも魚ともつかないような不思議な姿かたちをしていますから、昔の人がそこに何かしらの恐怖感を抱いたのも不思議ではないような気がします。
18
10
2166
2013-09-19 01:11
Comments (4)
タヌキツネさん>やろうと思えばタヌキ・キツネ・ネコのローテーションで四十七士を埋められそうなのであえて…w
あえての団三郎じゃないところがいいですね。
FAH-Q さん>気に入っていただけて嬉しいです。アシカは昆布を食べてしまったり網を破ってしまったりで、漁師から乱獲された時期があるそうですから…悲しい歴史ですね。
この得意げそうな顔がカッコイイですね、妖怪にアシカもいるから珍しいし、名前もまた渋い。パーフェクトじゃねぇか!ちなみに調べましたが昔にはニホンアシカがいたらしいですね、今は絶滅してしまいましたが。