【ぴくホグ】カシス・マーテル【SH:獾】
「シュリヒテ家は大きな屋敷を持っていた。屋敷は陰湿で暗く、誰も近寄らなかった。屋敷に住むのは目の不自由な老いた主人と、病弱な若き一人息子、そして雇われたばかりのメイドのみであった。メイドは身寄りが無く、他に行くあてもないので、捨てられないよう必死に働いた。
メイドは一人息子を見たことがなかった。食事は部屋の前に置くだけで会話は無く、メイドが彼の部屋を掃除する時は、彼は決まって地下室にこもっていた。
しかし、メイドは一人息子のことが嫌いではなかった。彼は植物を愛し、生き物を慈しんだ。彼が保有する屋内庭園はいつも整頓されていて、管理が行き届いていた。メイドは、きっと優しい方なのだろうと、会ったこともない一人息子に想いを馳せた。
ある日、屋敷は炎で包まれた。火元はなんと、一人息子の部屋であった……(続)」
という根も葉もオチもない妄想のもとに、一人息子と老主人を探して校内を徘徊する幽霊屋敷のメイドさんです。すべてカシスが考えた妄想なので、もちろん完全なるフィクションであります\(^o^)/
_◆『企画内企画“いたずらカメラと不思議なアルバム”』【illust/38539110】参加させていただきます!
本人大変乗り気ですので、お気軽に声などかけていただければと思います。お菓子をねだることもありますし、反対にねだられるともれなくピクルスを差し上げます(⁈)
よろしくお願いいたします。カシス【illust/36743301】◆閲覧、評価、ブクマ等ありがとうございます(*´Д`)
メイドは一人息子を見たことがなかった。食事は部屋の前に置くだけで会話は無く、メイドが彼の部屋を掃除する時は、彼は決まって地下室にこもっていた。
しかし、メイドは一人息子のことが嫌いではなかった。彼は植物を愛し、生き物を慈しんだ。彼が保有する屋内庭園はいつも整頓されていて、管理が行き届いていた。メイドは、きっと優しい方なのだろうと、会ったこともない一人息子に想いを馳せた。
ある日、屋敷は炎で包まれた。火元はなんと、一人息子の部屋であった……(続)」
という根も葉もオチもない妄想のもとに、一人息子と老主人を探して校内を徘徊する幽霊屋敷のメイドさんです。すべてカシスが考えた妄想なので、もちろん完全なるフィクションであります\(^o^)/
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本人大変乗り気ですので、お気軽に声などかけていただければと思います。お菓子をねだることもありますし、反対にねだられるともれなくピクルスを差し上げます(⁈)
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2013-09-21 11:36
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