千鳥(セントリー)18
完全無欠を自称した牙城は崩れ、自尊心の権化たる御曹司「高橋」の娯楽施設は崩れ去る。力に溺れ、欲望のままに生きた男の末路は、さらなる力による蹂躙であった。自惚れとは、快楽を対価に肥大化する爆弾…奴の敗因は敵を作りすぎたことだ。 次回「雑巾」 人は一人じゃ生きられない ◆御曹司の狙撃ポイントに侵攻したとりまきは、悉くまとわりついて狙撃を邪魔する。先に始末しようにも、とりまきに戦闘の意思はなく、人間離れした動きでひょいひょい射線を外していくのだ。ある程度時が経ってとりまきはいう。「で、私にかまけてて他をスルーしていいの?」 ◆あと一息で難敵を倒せるという欲目に駆られて狙撃点に固執しすぎた失態を漸く自覚し、慌てて移動を始める御曹司。しかし全ては遅かった…富国と寺野のサポートで御曹司の元にたどり着いた虎子たちの急襲を受け、追い詰められた御曹司・高橋。腕っ節に自信がないからこその自動砲台と狙撃という戦闘スタイルを取っていた彼が、喧嘩慣れしてる彼女に叶う訳もなく、一方的な展開が続いた…が、隙を見て窓から飛び出す。 虎子「え!?ここ三階だよ!?」 とりまき「あぁ~あの位置は原付が置いてあったね、逃げる算段立ってたみたい」 お嬢「なにぃぃぃ!?」 ◆砲台の狙撃範囲は全て把握している御曹司、千鳥たちの追撃を避けつつ逃げ出せるルートは頭に入っていた。 「奴らめ…この借りは必ず返してやる…とにかく人質にしてた女どもの家はただじゃ置かんぞ…!あと使えなかったあの捨て駒共もだ!!あのクズが!」 ~~~~ 正義「どうしよう千鳥ちゃん逃げられちゃったよ!」 為川「人質は助かるだろうが…また報復に来るかもしれないね…」 千鳥「…一人、増援を呼んでいる。彼に任せておこう」 成美「ぞうえん?」 ◆(回想) ?「防人か、なんだ」 千鳥「ピザの注文をしたい」 ?「そういうのは店の電話に…」 千鳥「あなたの力が必要になるんだ…」 ?「訳ありか…俺がその場所に配達する形で向かえばいいんだな…?」 ◆(そして2枚目の展開に) 千鳥「いずそや妹の復讐に燃えていたところを私が止めた銀(しろがね)さんだ」 正義「あぁ、あのお兄ちゃんかぁ!」 寺野「話には聞いていたお兄ちゃん!」 成美「お兄ちゃん先輩!」 虎子「え!妹さんはどうなんですお兄ちゃん!」 銀「お前らにお兄ちゃんと言われる筋合いはないんだが…」 ~決着~
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2013-10-22 20:36
Comments (6)
お兄さん学年違う(3年生)からね… 一枚絵と次回予告と大まかなあらすじでしか話展開してないから、キャラの掘り下げできてないのも多いですよねぇ…これから!これから頑張るから!
いやぁ~漸く御曹司編終わらせれたので、温存に温存されたキャラをこれから出せると考えると嬉しくって感動で(略 正直御曹司連中は第一部のボスってつもりだったんですが、描いててあんまりテンション上がらない小者になったな~という印象だったので、これから頑張りたいです!
あのお兄さんがまさか出てくるとは!? お兄さんのとのエピソードも全部見てみたいですね(沙*・ω・)
「満を持して」とはこの事だな!待ちに待った銀さんも加入してますますセントリーがアツくなる!
虎子ちゃんは「熱血つよいおんなのこ」で、銀お兄ちゃんは「渋カッコイイ」枠ですぜ!(しかし受験とか学費稼ぐから出番少なそうなお兄ちゃん
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