次元鳥の唄__2.出会い
前作→illust/40616606
次作→illust/41036694
○ストーリー
朝の礼拝からの帰り道、ケイは一頭の見知らぬ白馬と出会う。ハクナの口には、かすかに血のにじんだ白布が一片。異変を悟ったケイは、走る白馬の後を追って愛馬に鞭を入れる。
丘陵を下り、ハンノキの森に分け入る。そうしてしばらく進み続けると、やがて系の耳に水晶の鈴音を思わせる少女の歌声が聞こえてくる。
眼前の森が開け、朝陽にきらめくせせらぎが現れる。そして、その河畔には、白馬に左手を差し伸べる純白の衣の純白の髪の少女が一人――
馬上のケイの目が瞠目に見開かれる。その口からつぶやきがもれる。
「流人――――――」
※流人(ると)
次作→illust/41036694
○ストーリー
朝の礼拝からの帰り道、ケイは一頭の見知らぬ白馬と出会う。ハクナの口には、かすかに血のにじんだ白布が一片。異変を悟ったケイは、走る白馬の後を追って愛馬に鞭を入れる。
丘陵を下り、ハンノキの森に分け入る。そうしてしばらく進み続けると、やがて系の耳に水晶の鈴音を思わせる少女の歌声が聞こえてくる。
眼前の森が開け、朝陽にきらめくせせらぎが現れる。そして、その河畔には、白馬に左手を差し伸べる純白の衣の純白の髪の少女が一人――
馬上のケイの目が瞠目に見開かれる。その口からつぶやきがもれる。
「流人――――――」
※流人(ると)
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2014-01-07 22:05
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