峠に挑む~58654「SLあそBOY」
■今回のお題は「峠に挑む」ということで、結構安直にネタは見つかりました。お題がひねってあると、ネタ探しに苦労して、締め切りが背後からひたひたと忍び寄ってくるんですよね。これじゃあまるで、某マンガ家先生!?
■と、いうことで、描いてみたのは去る2005(平成17)年8月28日に惜しまれながら2度目の引退をした8620型蒸気機関車58654号機牽引の「SLあそBOY」です。■お題の峠ですが、日本有数の3段スイッチバックがある豊肥本線立野~赤水間、スイッチバック2段目の終端直前です。立野駅を発車した「SLあそBOY」は、推進運転であえぎながら3両の50系客車を押し上げていきます。大正生まれの本来、平坦路線用の彼女にとっては酷な仕業だったと思いますが、17年間の長きに渡り、よく勤めてくれたと思います。最終期はDE10の補機付きだったとはいえ、九州唯一の復活蒸機として、私たちファンをはじめ多くの人たちに夢を与えてくれた58654号機に感謝です。■痛めているのは台枠部分ということで、一部では、鉄材の都合が付けば再復活もありえる…、という話も漏れ聞いています。その日まで、ゆっくりと体を休めてほしいものです。そして、願わくば元気になって、再び私たちの目の前を力強く走ってくれる日が来てほしいものです。■初出:ネコパブリッシング社「レイルマガジン」誌2006年2月(#269)号 ※注:キャプション執筆は、'05年11月8日です。その後の2009(平成21)年4月26日、58654号機は客車とともに「SL人吉」として再復活を遂げています。
■と、いうことで、描いてみたのは去る2005(平成17)年8月28日に惜しまれながら2度目の引退をした8620型蒸気機関車58654号機牽引の「SLあそBOY」です。■お題の峠ですが、日本有数の3段スイッチバックがある豊肥本線立野~赤水間、スイッチバック2段目の終端直前です。立野駅を発車した「SLあそBOY」は、推進運転であえぎながら3両の50系客車を押し上げていきます。大正生まれの本来、平坦路線用の彼女にとっては酷な仕業だったと思いますが、17年間の長きに渡り、よく勤めてくれたと思います。最終期はDE10の補機付きだったとはいえ、九州唯一の復活蒸機として、私たちファンをはじめ多くの人たちに夢を与えてくれた58654号機に感謝です。■痛めているのは台枠部分ということで、一部では、鉄材の都合が付けば再復活もありえる…、という話も漏れ聞いています。その日まで、ゆっくりと体を休めてほしいものです。そして、願わくば元気になって、再び私たちの目の前を力強く走ってくれる日が来てほしいものです。■初出:ネコパブリッシング社「レイルマガジン」誌2006年2月(#269)号 ※注:キャプション執筆は、'05年11月8日です。その後の2009(平成21)年4月26日、58654号機は客車とともに「SL人吉」として再復活を遂げています。
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2009-05-02 01:07
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