【ぴくデュエ2】神鎚が動くでござる【交流】
『・・・若様』
影は、陰よりその白い姿を現した
「む、一二三(ひふみ)でござるか・・・如何した?」
一二三と呼ばれる白い黒子は、フサリ・・・と尻尾を揺らして、その場に頭を垂れて懐より付箋を差し出した
『頭領様からの勅命にございます・・・』
「お爺からの・・・・・・で、ござるか?」
事の重要性に表情を険しくしつつ、付箋紙に目を通す
「・・・・・・カルキノスへの偵察、及び破壊工作」
呟きは、闇夜に融けて消える
「・・・この勅命、大元は?」
『デュエル評議会上層部のより・・・それ以上は、例え若様とてお教えできませぬ・・・』
平に、と深々と頭を下げて白狐は主君に最大の礼を払う・・・元より言及するつもりはない
神鎚(かぐつち)は、悪への絶対なる断罪者
刃雷とて物心つく頃には、その世界に生きているが定めの存在
「心得た、拙者このまま任務に向かうでござる・・・お爺様への伝令は任せるでござる」
『御意、任務の成功・・・心より祈らせて頂きます、若様』
鞘から鯉口を切り、納刀・・・武士の誓い立て『金丁(きんちょう)』である
「あと・・・若様は、やめるでござる」
不機嫌そうにつけ足した・・・一二三はたしかに幼少より世話人として周知の仲であるが、子供扱いされているようで恥ずかしい
お借りしたキャラ
空夜さんより、
カルキノスの首領、ゲノム【illust/40761848】
五天将の知、月鏡【illust/40761624】
※刃雷サイドの補足設定である組織『カグツチ』のシリアス風に書かせていただきました
のちに補足設定も絵であげたいと思います
影は、陰よりその白い姿を現した
「む、一二三(ひふみ)でござるか・・・如何した?」
一二三と呼ばれる白い黒子は、フサリ・・・と尻尾を揺らして、その場に頭を垂れて懐より付箋を差し出した
『頭領様からの勅命にございます・・・』
「お爺からの・・・・・・で、ござるか?」
事の重要性に表情を険しくしつつ、付箋紙に目を通す
「・・・・・・カルキノスへの偵察、及び破壊工作」
呟きは、闇夜に融けて消える
「・・・この勅命、大元は?」
『デュエル評議会上層部のより・・・それ以上は、例え若様とてお教えできませぬ・・・』
平に、と深々と頭を下げて白狐は主君に最大の礼を払う・・・元より言及するつもりはない
神鎚(かぐつち)は、悪への絶対なる断罪者
刃雷とて物心つく頃には、その世界に生きているが定めの存在
「心得た、拙者このまま任務に向かうでござる・・・お爺様への伝令は任せるでござる」
『御意、任務の成功・・・心より祈らせて頂きます、若様』
鞘から鯉口を切り、納刀・・・武士の誓い立て『金丁(きんちょう)』である
「あと・・・若様は、やめるでござる」
不機嫌そうにつけ足した・・・一二三はたしかに幼少より世話人として周知の仲であるが、子供扱いされているようで恥ずかしい
お借りしたキャラ
空夜さんより、
カルキノスの首領、ゲノム【illust/40761848】
五天将の知、月鏡【illust/40761624】
※刃雷サイドの補足設定である組織『カグツチ』のシリアス風に書かせていただきました
のちに補足設定も絵であげたいと思います
7
9
683
2014-02-09 05:52
Comments (0)
No comments