キ44 二式戦闘機「鍾馗」

格闘戦重視の陸軍の中で生まれた異色の重戦
昭和14年(1939)中島にて開発 一撃離脱法を主点とするため発動機は当時入手できる大出力のハ41(1250hp)をもとに試作機が翌年の四月に完成するが軍の要求した性能に届かず、あわや不採用の烙印を押される寸前にドイツから輸入したMe109との模擬空戦より重戦としての運動性能を認められて無事正式採用するも、開戦後目立った戦果もなく、また予期していた防空、迎撃に対しては19年以降のB-29に対応する性能に遠く及ばない結果となり体当たり攻撃によって若干の戦果を上げただけに終わった
頭でっかちで主翼が小さく異様に目立った特徴のある機体。試作機での要求速度到達できず(600kmに対し540km)カウリングの設計変更によって空気抵抗を抑え570kmまで改善されている。一型・二型甲/乙/丙と合わせて生産数1225機
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2014-02-19 17:05

 ミドリのヒト


Comments (1)

huroito 2014-03-13 16:21

小型で特徴的な尾翼と前進角がついた主翼で正直興奮する。

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