【群像世界】星願の国スエテ領リーヴェガルド【第6期】
こちらの企画【illust/39011898】に引き続き参加させて頂きます。
聖者のように真摯な祈りで
「終わりにしましょう、憎しみ合うのは。…そして始めましょう、共に歩いていきましょう、私達の新たな歴史を!」
☪深淵の聖域 リーヴェガルド☪
かつてクリューソニアから独立し、現在はスエテの属領となった土地。
「リヴィアスの民」と呼ばれる種族が住まう地域に存在している。
高い戦闘能力を誇るが争いを好まない穏やかな種族。下半身が獣のタウル姿で体からは鉱石が生えている。
クリューソニアでは聖獣として神聖視されていたりと特別な存在でもあった。
「深淵の森」という地域の最深部、「聖域」と呼ばれる発光する水晶で出来た洞窟に住んでいる。
先代象徴がスエテとの併合を望んだ。先代スエテ象徴との婚姻を民達は心の底から祝福した。
復讐に塗れた過去ではあったが、今となっては誰もがとこしえの幸福と安寧を望む静かで祈りに満ちた国となった。
同じ過ちを繰り返すまいと、今日も聖域には平和を祈るリヴィアスの民の姿がある。
☪スィンセェーレ=オラシオン・スエテ☪
性別:♀
年齢:85年
身長:190㎝
一人称:私 二人称:貴方
父:先代リーヴェガルド象徴/フィガロ=オラシオン【illust/42468060】
「もういいんですよ、お父様。どうか泣かないで、もう貴方は十分罪を償いました。
…今度こそ自分の為に生きて下さい。きっと、お祖父様もそれを願っているはずだから」
母:先代スエテ象徴/ミルザム=スエテ【illust/42465996】
「お母様、私の背にお乗りくださいませ。散歩に参りましょう?
この間リーヴェガルドで採れた魔鉱石が、それはそれは大きくて美しくて…是非お母様に見て貰いたいんですの」
兄弟:当代スエテ象徴/アルデバラン=スエテ【illust/43096106】
「アルデバラン、私の愛しい兄弟、私の愛しい子…。
…とこしえの幸せを祈っております、貴方は幸せになりなさい、必ず、必ずですよ…!」
「いつか巡り合う貴方のたった一人の大切な人。
――今度はその手を離さないで、しかと自分の手に繋いでおきなさい。どうか、幸せにおなりなさい
例え貴方が前世の想いを抱いて生きているとしても、今度は必ず報われると私は信じていますから」
先代のリーヴェガルドとスエテの象徴の間に生まれた女性。
名前は「真摯な祈り」という意味。
リヴィアスの民に初めて生まれた白い毛並の個体で「奇跡の娘」と民から畏敬の念を寄せられている。
父が望んだリーヴェガルドの未来を叶える為に立ち上がった。
穏やかで物静か、常に憂いを帯びたような表情をしているがその眼差しは慈愛に満ち、強い意志が露わになっている。
角は右側にのみ生えていて魔鉱石でありながら同時に宝石でもある。
石はラピスラズリ、花はゼラニウム。 石言葉:永遠の誓い 花言葉:君ありて幸福
彼女と刺青の守護者が共に同じ思いを抱いていた為にクリューソニアとの和解が実現する。
さらには共に助け合い生きていこうと友好国として関係を修復するまでに至る。
父が「贖罪者」と呼ばれたように、彼女は「革新者」と呼ばれる。
多くの過ちを認め、正し、改めた彼女の姿にリーヴェガルドの全ての者が救われた。
ようやくリーヴェガルドとその民達は恩赦を得て、深い罪の意識から解放されたのだった。
☪既知関係
アザリー・コイル様【illust/43092817】
「こんにちはアザリー、相変わらず元気そうで何よりだわ。
積もる話もあるでしょうが、そうね、とりあえずお茶にしましょう?」
断罪者=スイレン様【illust/43034791】
「……貴方が幸せに暮らしていると聞いて私、心から嬉しかった。
貴方が…私が、こうやって生きている…──それだけで祖父や祖母の生きた意味になるから」
☪何か問題、不都合、不備等ありましたらお手数ですがメッセージでお申し付けくださいませ。
何卒宜しくお願いいたします。
☪ある日唐突に訪れた流星群の夜、リーヴェガルドに一つの産声が響いた。
夜色の毛皮と、絢爛の国で愛される美しい薔薇色の石、そして生まれついての隻腕。
そんな生まれたてのローレリヴィアスの子供をその手に抱いたスィンセェーレは泣いていた。
何故だか涙が後から後から溢れて止まらない。スィンセェーレだけでなく父フィガロも、同じように泣いていた。
その涙が悲しみの涙なのか喜びの涙なのか彼女にはわからない。それでもこれだけはしっかりと理解していた。
そうして、涙をこらえて彼女は優しく、母親のように慈しみのある声で子供に囁いた。
「おかえりなさい、そしてはじめまして、ようこそスエテ領リーヴェガルドへ」
「貴方の名前はオラシオン…シュティレ=オラシオン。これは、貴方だけの名前…──」
「貴方が愛してくれたこの場所は、生まれ変わりました、貴方がこうして生まれてきてくれたように」
聖者のように真摯な祈りで
「終わりにしましょう、憎しみ合うのは。…そして始めましょう、共に歩いていきましょう、私達の新たな歴史を!」
☪深淵の聖域 リーヴェガルド☪
かつてクリューソニアから独立し、現在はスエテの属領となった土地。
「リヴィアスの民」と呼ばれる種族が住まう地域に存在している。
高い戦闘能力を誇るが争いを好まない穏やかな種族。下半身が獣のタウル姿で体からは鉱石が生えている。
クリューソニアでは聖獣として神聖視されていたりと特別な存在でもあった。
「深淵の森」という地域の最深部、「聖域」と呼ばれる発光する水晶で出来た洞窟に住んでいる。
先代象徴がスエテとの併合を望んだ。先代スエテ象徴との婚姻を民達は心の底から祝福した。
復讐に塗れた過去ではあったが、今となっては誰もがとこしえの幸福と安寧を望む静かで祈りに満ちた国となった。
同じ過ちを繰り返すまいと、今日も聖域には平和を祈るリヴィアスの民の姿がある。
☪スィンセェーレ=オラシオン・スエテ☪
性別:♀
年齢:85年
身長:190㎝
一人称:私 二人称:貴方
父:先代リーヴェガルド象徴/フィガロ=オラシオン【illust/42468060】
「もういいんですよ、お父様。どうか泣かないで、もう貴方は十分罪を償いました。
…今度こそ自分の為に生きて下さい。きっと、お祖父様もそれを願っているはずだから」
母:先代スエテ象徴/ミルザム=スエテ【illust/42465996】
「お母様、私の背にお乗りくださいませ。散歩に参りましょう?
この間リーヴェガルドで採れた魔鉱石が、それはそれは大きくて美しくて…是非お母様に見て貰いたいんですの」
兄弟:当代スエテ象徴/アルデバラン=スエテ【illust/43096106】
「アルデバラン、私の愛しい兄弟、私の愛しい子…。
…とこしえの幸せを祈っております、貴方は幸せになりなさい、必ず、必ずですよ…!」
「いつか巡り合う貴方のたった一人の大切な人。
――今度はその手を離さないで、しかと自分の手に繋いでおきなさい。どうか、幸せにおなりなさい
例え貴方が前世の想いを抱いて生きているとしても、今度は必ず報われると私は信じていますから」
先代のリーヴェガルドとスエテの象徴の間に生まれた女性。
名前は「真摯な祈り」という意味。
リヴィアスの民に初めて生まれた白い毛並の個体で「奇跡の娘」と民から畏敬の念を寄せられている。
父が望んだリーヴェガルドの未来を叶える為に立ち上がった。
穏やかで物静か、常に憂いを帯びたような表情をしているがその眼差しは慈愛に満ち、強い意志が露わになっている。
角は右側にのみ生えていて魔鉱石でありながら同時に宝石でもある。
石はラピスラズリ、花はゼラニウム。 石言葉:永遠の誓い 花言葉:君ありて幸福
彼女と刺青の守護者が共に同じ思いを抱いていた為にクリューソニアとの和解が実現する。
さらには共に助け合い生きていこうと友好国として関係を修復するまでに至る。
父が「贖罪者」と呼ばれたように、彼女は「革新者」と呼ばれる。
多くの過ちを認め、正し、改めた彼女の姿にリーヴェガルドの全ての者が救われた。
ようやくリーヴェガルドとその民達は恩赦を得て、深い罪の意識から解放されたのだった。
☪既知関係
アザリー・コイル様【illust/43092817】
「こんにちはアザリー、相変わらず元気そうで何よりだわ。
積もる話もあるでしょうが、そうね、とりあえずお茶にしましょう?」
断罪者=スイレン様【illust/43034791】
「……貴方が幸せに暮らしていると聞いて私、心から嬉しかった。
貴方が…私が、こうやって生きている…──それだけで祖父や祖母の生きた意味になるから」
☪何か問題、不都合、不備等ありましたらお手数ですがメッセージでお申し付けくださいませ。
何卒宜しくお願いいたします。
☪ある日唐突に訪れた流星群の夜、リーヴェガルドに一つの産声が響いた。
夜色の毛皮と、絢爛の国で愛される美しい薔薇色の石、そして生まれついての隻腕。
そんな生まれたてのローレリヴィアスの子供をその手に抱いたスィンセェーレは泣いていた。
何故だか涙が後から後から溢れて止まらない。スィンセェーレだけでなく父フィガロも、同じように泣いていた。
その涙が悲しみの涙なのか喜びの涙なのか彼女にはわからない。それでもこれだけはしっかりと理解していた。
そうして、涙をこらえて彼女は優しく、母親のように慈しみのある声で子供に囁いた。
「おかえりなさい、そしてはじめまして、ようこそスエテ領リーヴェガルドへ」
「貴方の名前はオラシオン…シュティレ=オラシオン。これは、貴方だけの名前…──」
「貴方が愛してくれたこの場所は、生まれ変わりました、貴方がこうして生まれてきてくれたように」
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2014-04-25 22:28
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