【シザンサス】スー【第Ⅰ世代】

こちらの身内企画に参加させていただきます。
シザンサス【illust/40536322】
名前：スー
性別：男
種族：天使
年齢：長生き（本人曰く忘れた）
身長：188cm（ﾄﾞﾗｺﾞﾝ時は25m）
能力：対象人物の記憶を消す。
性格：面倒臭がり。常に眠そう。嫌な事はさっさと忘れる都合のいい性格。
職業：骨董品店を経営してるが、大体寝てる。
「んで？用件が済んだならさっさとお帰り願えます？」
「あぁ～…眠い。寝たい。寝よう。」
「私達を忘れた神さんなんて忘れろ忘れろ。覚えてるだけ得が無い」
▼関係・補足⇒【https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=3676792】
空に白いドラゴンが飛んでいる。
そのドラゴンの正体は飛びながら眠る器用で面倒臭がりな天使でした。
彼のお仕事は人から【人が持つにはふさわしくない記憶】を消すことでした。
だから彼は"忘却の天使"と仲間から呼ばれていました。
そして彼には寿命がありませんでした。
ずっと生きていくことを面倒だと思っていた彼は
小さな悪魔に【魔力が尽きた時、自分が石になる】呪いをかけてもらいました。
「長生きがいいとは限らないからな。ありがとな坊主」
ニコリともしない小さな悪魔を撫でて彼は空へと飛んで行きました。
「……贅沢な悩みだな」
小さな悪魔の呟きは、彼の羽ばたく音でかき消されて誰の耳にも届きませんでした。

今日も彼は空を飛ぶ。眠りながら空を飛ぶ。
嫌なことは全部忘れて。石になって眠るその時まで。
彼の魔力が残りわずかになったある夜の話
―――なぁクレア私はもうじき石像になる―――
―――お前が悲しんでくれたらそれはそれで私は嬉しいんだが―――
―――あの時のお前に戻るのは、私は嫌だ―――
―――私を忘れてもどうかガキ共の面倒、忘れるなよ―――
彼は妻であるクレアに手をかざす。白い光が彼女と子供達を包み込む。
「おやすみ。どうか健やかに、なんて私らしくないか」
翌日、彼のことを知る者は――――――

素敵なお嫁さんとご縁いただきました！
♥天使・クレア＝マキナ様【illust/42612258】
「面倒だな。なんならいっそ私が神さんの記憶消してやろうか？」
「なぁなぁクレア。お前ならちょちょーいって私が爆睡してる間の時間短くできるんじゃ…なんだいその顔。おい」
「目覚めが最近いいんだが、たぶんお前のせいだな。いや、まぁいろんな意味でな」
「苦しいことがあるなら私にまず言え、聞いてやる。それでも苦しいなら、私がその苦しい記憶を消してやる。たとえそれが私であろうとも、な」

【シザンサス】スー【第Ⅰ世代】

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