PFFK✧鈴鳴らす人

赤いあかい空の下

◆枯れた目をこすりながら、おじいさまの鈴を持って飛び続けました。
戦場を避けて、遠回りをして、ようやくそこへと辿りつきました。
夕暮れの空のような髪をしたその人は、突然訪れた見知らぬわたくしに少し驚いていて。
小さくお辞儀と自己紹介をしてから、おじいさまの最期をお話しました。
手が届かなかったことを怒られるかと、守れなかったことを責められるかと、そう思っていたけれど。
ただただ悲しげに微笑んで、そっと撫でるように鈴に触れていました。

◇こちら(illust/43045854)のあとのお話です。
オフ・トゥン団さんの団長さんにユースおじいちゃんの最期を看取ったこと(illust/42967630)をお伝えしました。展開に不都合な点がありましたらパラレルでお願いします！
そっとこちら(illust/43053312)にも参加させて頂きました。

◆お借りしました。細かな部分を間違えていたらすみません。
ベルフェゴールさん(illust/41855532)第二形態版(illust/42856348)
キャプションと鈴のみですがユースおじいちゃん(illust/42023281)

スールトゥール(illust/41869908)
今後はベルフェゴールさんのあとにひょろひょろついて行動しようとしています。
己の在り方に疑問を持ち始めているために精霊の力を使えなくなっていて、羽は光も消え少し透けています。
怠惰の煙に少しあてられてぼやぼやしがちですが、回復効果のあるノクスのツノはまだもっているので怪我をした方に使っていく姿勢で…！
体調の悪そうなベルフェゴールさんにもひとつお渡ししたいと思っていますが、今後の展開に支障をきたしそうなら断ったりぽいしたりして下さって大丈夫です…！
ツノの効果の詳細についてはこちらのキャプションにそそっとまとめております(illust/41869652)

◆◇企画元様【pixivファンタジアFallen Kings：illust/41854317】/最終章(illust/43031534)