(鋏を持ってない)赤司様『オッドアイ同士

仲良くしようよ』

……あの日ぼくは尊敬する赤間先輩や大事な親友のトンきゅんと廊下を歩いていたんス｡
途中で赤間先輩が「あ､御神楽さんだ」と十数メートル先を見て言ったっス｡
御神楽先輩は赤い髪の男性と話しながらこちらへ歩いてきて､残り５メートル辺りでようやくぼくらに気付いたっス｡
「あら､赤間くんとトンきゅんくん…………それから､うさ丸､くん……で合ってるわよね……?こんにちは」
一宮さんが女神と称すのも納得の美声で挨拶して微笑む様があまりにも綺麗すぎてぼくの名前だけものすごく悩んでから言っていた事に気付いたのは翌日の事……(遠い目)
……話が逸れたっスね､すみませんっス｡
トンきゅんとぼくがお辞儀をして赤間先輩が「こんにちは､御神楽さん｡うさ丸で合ってますよ｡……そちらの方は?」と返したっス｡
何故同学年の御神楽先輩に敬語なのかは敢えて突っ込まないっスよ｡
そして赤い髪の彼が「初めまして､僕は赤司征十郎と云う者です｡高校一年生です」……イケメンの上にイケボとか爆ぜろなんて思ってないっス｡
ぼくらが名乗ったその後､御神楽先輩はこう告げたっス｡
「赤司くんもうさ丸くんもオッドアイね」

なにげなさすぎる一言がぼくに地獄をもたらしたっス……

つまりそう云う事です←←←
見辛いかと思い､文字等の細かい部分はアップで撮ったものもあげました｡
……どこかの作業行程を間違ってなければですが←