ぼくのかんがえたウルトラヒロイン

何の脈絡もなく唐突に始まった本企画。Pixiv内をうろついてたら見かけました。
面白そうだったんで、俺もこっそり乗車。俺ね、好きなのよ、ウルトラマン。と、いうより、円谷プロ。グリッドマン直撃世代だし。怪奇大作戦の頃から円谷作品をこよなす愛す俺としては、一度は描いてみたかった、ぼくのかんがえたウルトラヒロイン。

以下、設定とあらすじ（即興）

ウルトラの女諜報員は地球に潜伏中である、恐るべき敵・マジヤバ星人捜索の任務につき、地球へとやってきた。地球への到着間近、というところで謎の敵襲を受ける。辛くも撃退したウルトラの女諜報員は、背後に立っていた現地人の少女の存在に気付かなかった！　着任早々死人を出したとあっては、冥王星への左遷も免れない。そこで女諜報員は伝統と信頼の命を分け与えて一心同体になる方法を選ぶ。
かくして現地の地球人は息を吹き返し、ホッと一息。

そこへ飛んでくるウルトラサイン。
潜伏しているマジヤバ星人の全身画像が判明したとのこと。
さっそく画像を受信したウルトラの女諜報員。そのアゴがかくんと落ちる。
なぜならば、その画像には見覚えがあったからだ。
それはまさしく、たった今、自分が踏みつぶし、再生させ、そして一心同体となった少女のものだったのである！

「これからよろしく、ウルトラの女諜報員サン」
「てめぇ、あたしをハメやがったな！」

ウルトラの女諜報員の明日はどっちだ！
そしてマジヤバ星人に隠された秘密とは！
一つのカラダに二つのココロ。
ウルトラ一心同体アクション、ここに開幕！

こんな感じでどうだろう？
ちなみに彼女は、生まれつき光線技が使えない。
ヒーローたるもの、敵をただ倒すだけではだめだ。
派手な光線技でフィニッシュできなければ、それはヒーローではない、
それが最近の宇宙警備隊の主流の考えだった。
そのため彼女は宇宙警備隊内では劣等生として後ろ指を指されてきた。
その悔しさがバネとなり、身体能力、メンタルは同期の中では
抜きんでて高いのだが、それがまた彼女を孤立させている理由でもある。
厳しい選考をどうにかくぐり抜けて、ようやく手にした地球での任務である。
彼女に失敗は許されないのだ。
もし任務に失敗した場合、太陽系からはずされてしまった冥王星への出向が
決まってしまう。冥王星で恒点観測員として一生を終えないためにも、
がんばれ、ウルトラの女諜報員！