密林の空を舞い、巨大樹に坐す

密林怪鳥獣イグロウド

密林……獣も虫も魚も弱肉強食の摂理にある。しかし、そんなものは大空を自由に舞うこいつにとって全くの無意味。その目に映る命はみな等しくその空腹を満たすためのごちそうでしかない。その影が木々を覆えば枝葉はざわめき、その目は隠れる者を見抜き恐怖の檻に閉じ込める。手足は腕力、脚力、握力に優れ黒い爪の一撃はいかに強固な肉体であろうと障子を破るがごとし。密林の奥にある巨木の上に巣があるという噂さだがそこへ近寄って無事で済んだ者などいない。

うーむたまには何か可愛いものも描きたい