宴の前
「スタン、いよいよだね。」
「そうだな。」
KTMF2014メイン会場となるスタジアムの特設ステージ上に佇む俺とニナ。
照明類の点燈試験が粛々と行われる中、当日の大歓声と興奮へと続く静かな、だが確実なうねりを感じていた。
「怖いね。あたし怖いよ。」
「確かにな。俺もそう感じる事がある。」
ニナが俺を見上げる。その瞳には不安が揺らいで見える。
俺は跪(ひざまず)きニナの肩を抱き寄せた。
「だが何時もお前の後ろには俺が居る。振り返らず、ぶっ倒れるまで、やりたい事をやって来い。」
「…うん、ありがとう。」
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前:illust/44408918
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世界(会場)の広さを感じていただくために、遭えて縮小せず原寸掲載です。
横2500以上ありますから、クリックの際は注意してください。
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「そうだな。」
KTMF2014メイン会場となるスタジアムの特設ステージ上に佇む俺とニナ。
照明類の点燈試験が粛々と行われる中、当日の大歓声と興奮へと続く静かな、だが確実なうねりを感じていた。
「怖いね。あたし怖いよ。」
「確かにな。俺もそう感じる事がある。」
ニナが俺を見上げる。その瞳には不安が揺らいで見える。
俺は跪(ひざまず)きニナの肩を抱き寄せた。
「だが何時もお前の後ろには俺が居る。振り返らず、ぶっ倒れるまで、やりたい事をやって来い。」
「…うん、ありがとう。」
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2014-07-04 20:30
Comments (2)
僕が言うのもなんですが、 すっごくワクワクしてきます!
良い作品ですね