優勝祈願
「……ソレどこで売ってんの?」
「ああ、心配しなくてもきみの分もあるよ、はい」
「いらねーよ! おれはかけねーよそんな変な眼鏡なんか! って村田お前、よく見ると下にも眼鏡してねえ? なにそれ、眼鏡イン眼鏡? 何で二つもかけてんの!?」
「だって眼鏡しなきゃ見えないじゃないか。僕が視力悪いの知ってるだろ」
「なら一個でいいだろ一個で!」
「もー、なんだい渋谷ってば、ノリ悪いなあ」
「ノリ? ノリなのコレ? ノリでお前は二個も眼鏡すんの?」
「ドイツが優勝するなら二個でも三個でもかけますよ僕は。だからはい、きみも」
「おれはいいってば! あのなムラケン、そりゃ確かに一緒に応援しようと誘われてオッケーしたけどな、お前ちょっとはしゃぎすぎじゃね?」
「いいじゃないか、少しくらいはしゃいだって! 決勝戦なんだよ決勝戦! あと一歩で優勝なんだよ!」
「うん、興奮するのも解るよ、解るけどもさ。現地に行ってんならともかく、テレビの前でそんなカッコしても意味ないだろっつうか、どこで売ってんのソレ? って質問したい気持ちが抑えられないっていうかー」
「今はそんなことどうでもいいよ。それよりもほら、早くコレ着てコレ被ってコレかけて。試合始まっちゃうだろ」
「だーかーらーぁ、おれはそんな眼鏡はヤダってば!」
「だめだよ、きみがコレをかけてくれなかったせいで負けたらどうすんの?」
「なんでだよ! なんでおれの行動が試合に影響すんの? おれ関係ないだろ!」
「万が一にも負けた時には誰かのせいにしたいじゃないか」
「おれのせいにする気かよ!」
「だーいじょうぶ、勝つから。もはや負ける気がしないから今回のドイツは。絶対勝つから」
「そうならいいけどな」
「けどもし負けたらきみのせいね。その時は、おれの大賢者って言われても返事してあげないからね」
「なんで! お前は眞王のじゃなくて、おれの大賢者だって言ったじゃん!」
「ならコレ全部装着してくれるよね?」
「ユニフォームは着るよ。着るけど、でもその眼鏡だけは勘弁してくださいよダイケンジャー!」
「ああ、心配しなくてもきみの分もあるよ、はい」
「いらねーよ! おれはかけねーよそんな変な眼鏡なんか! って村田お前、よく見ると下にも眼鏡してねえ? なにそれ、眼鏡イン眼鏡? 何で二つもかけてんの!?」
「だって眼鏡しなきゃ見えないじゃないか。僕が視力悪いの知ってるだろ」
「なら一個でいいだろ一個で!」
「もー、なんだい渋谷ってば、ノリ悪いなあ」
「ノリ? ノリなのコレ? ノリでお前は二個も眼鏡すんの?」
「ドイツが優勝するなら二個でも三個でもかけますよ僕は。だからはい、きみも」
「おれはいいってば! あのなムラケン、そりゃ確かに一緒に応援しようと誘われてオッケーしたけどな、お前ちょっとはしゃぎすぎじゃね?」
「いいじゃないか、少しくらいはしゃいだって! 決勝戦なんだよ決勝戦! あと一歩で優勝なんだよ!」
「うん、興奮するのも解るよ、解るけどもさ。現地に行ってんならともかく、テレビの前でそんなカッコしても意味ないだろっつうか、どこで売ってんのソレ? って質問したい気持ちが抑えられないっていうかー」
「今はそんなことどうでもいいよ。それよりもほら、早くコレ着てコレ被ってコレかけて。試合始まっちゃうだろ」
「だーかーらーぁ、おれはそんな眼鏡はヤダってば!」
「だめだよ、きみがコレをかけてくれなかったせいで負けたらどうすんの?」
「なんでだよ! なんでおれの行動が試合に影響すんの? おれ関係ないだろ!」
「万が一にも負けた時には誰かのせいにしたいじゃないか」
「おれのせいにする気かよ!」
「だーいじょうぶ、勝つから。もはや負ける気がしないから今回のドイツは。絶対勝つから」
「そうならいいけどな」
「けどもし負けたらきみのせいね。その時は、おれの大賢者って言われても返事してあげないからね」
「なんで! お前は眞王のじゃなくて、おれの大賢者だって言ったじゃん!」
「ならコレ全部装着してくれるよね?」
「ユニフォームは着るよ。着るけど、でもその眼鏡だけは勘弁してくださいよダイケンジャー!」
今日からマ王!
kyoukaramaou
まるマ
maruma
村田健
muratakenn
ワールドカップ
World Cup
キャプションが素敵すぎる(´>ω<`)
宮田幸季
miyatakouki
12
8
702
2014-07-13 01:53
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