被写体が撮影者で撮影者が被写体

もしも、カメラの撮影を仕事としている方々と日々そのカメラに撮られる方々が逆の立場になったら……？
（妖怪の山の内部にて）
文（あやや…。まったく物好きな方ですねぇ…）
はたて（何でよりによって文といっしょに撮影するの？！この人間達、訳わかんない！）
カメラを構えた機動隊員「それじゃあ撮りまーす！はい、チーズ♪」（カシャッ！カシャッ！）
同行した機動隊員「はい、どうもありがとうございましたー！」

（２P目）
二人と別れて数分後…
機動隊員（左）「…主任。上手くいきましたね」
機動隊員（右）「あぁ。粘り強く交渉した甲斐があった。この二人の写真は何かに使えるかもしれんな」
機動隊員（左）「えぇ。あやはた・はたあやの写真はかなり貴重ですよ…」
『はっはっはっはっはっはっ…』
幻想郷の少女たちのツーショットを求めて今日も二人は意気揚々とした様子で妖怪の山から去っていった。

夏になって警察の方の制服が水色の夏用制服に移行して以来、これから水色の鉛筆の出番が忙しくなりそうな気がします…。