戦場ヶ原ひたぎで厚塗りの練習

今までずっと厚塗りが苦手だったのだけど、先日ようやく俺でも実践できそうなテクを見つけたので、実際に試してみた。

1. 影の濃い部分用 → 薄い部分用と合計4枚のレイヤーを用意し、
2. それぞれセル塗りし、
3. ぼかしツールや消しゴムなどを駆使して、
4. その4枚のレイヤーが滑らかな1枚の影レイヤーに見えるようにする
という技法。

ついでに服のしわは、
1. 全体を透明度20%くらいの黒でベタッと塗ってから、
2. 透明度10%の消しゴムで不要な部分を削っていく
という方法。

これで俺も厚塗り師だぜ、いえー。
とか嬉々として描いてはみたものの……。

セル塗りを厚塗りに変えたくらいで、急に上手になったように見えるわけもないのであった。
学理。……もとい、がくり。orz

それにしてもプロの絵師って本当に凄いと思う。
戦場ヶ原ひたぎというキャラクターは、本人が第1話で言ってるとおりアイデンティティが希薄で、目鼻の造形、髪の色・髪型やボリューム、それどころか視線の方向やポーズ等、どれか1つの要素を自分の作風に変えただけで「戦場ヶ原ひたぎ」ではなくなってしまう。
手に持たせる小物も「文具」に限られる。

実際、「戦場ヶ原」でpixivを検索してみても、ちゃんと化物語の登場人物に見えるひたぎちゃんは10人に1人くらいしかいないww
まぁ、こういうキャラクターだからみんな割り切ってるんだろうケド。

そんなキャラクターを「動かして」「衣替えして」「イメチェン」までやってのけてしまうプロの絵描きって、いったいナニ食ったらそんなに大きくなれるのであろうか。
げぶげぶ。

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2014-08-03 16:29

 とむ


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