Mob-2

エイリアン同盟軍の攻撃機です。

Mob-2はエイリアン戦争初期に活躍したエイリアン軍の国産攻撃機です。
このときはまだ技術力の不足もあって帝国軍や連邦軍の攻撃機には及ばなかったものの、信頼性の面ではこの時代のエイリアン軍の航空機としては比較的優れています。
設計においてはあまり無理をせず、角ばった胴体を見ても分かるように簡素な作りで製造にはそれほど技術を要求されません。そのため量産性には優れており、戦争初期においては数で性能の不足を補う事ができました。また十分な数を揃えて大規模に運用する事で後継機Mob-10を運用するために必要な人員を教育するにも役立っています。Mob-2からMob-10に乗り換えたエースパイロットは数多くいます。

後に登場する傑作機Mob-10のほぼ下位互換機であり、航続距離の短さなど同様の問題も抱えていました。戦局が帝国優勢になり防衛戦で帝国軍の侵攻を食い止めるために使用されたMob-10とは違い、Mob-2は侵攻戦を中心に使用された機体でそれゆえに航続力の不足はMob-10以上に問題となっていました。
登場時点においても敵対勢力の攻撃機と比較して全体的に性能が劣っていたMob-2は後継機のMob-10の登場によって完全に時代遅れになってしまいますが、Mob-2は信頼性に優れまた構造も簡素であった事から前線での整備もし易い利点があったため、性能は不足していたとは言えども戦力として重宝され、エイリアン戦争末期まで改良を施されながら使用が続けられました。

・スペック

全長：16ｍ

武装：
・固定
20mmレーザーキャノン×4

・翼下ハードポイント
【対艦任務時】
光子魚雷×1　対艦ミサイル×2～4　短距離空対空ミサイル×2

【対地任務時】
対地ミサイルまたは爆弾×6～12　短距離空対空ミサイル×2　(長距離任務時：増槽×1～3)

搭載：
なし

エンジン：
イオンエンジン×1