【まの種】オズマ・ヴォルダー【師匠】
企画【illust/46725880】に参加致します。
好き…平穏、人の話を聞くこと(聞くのみ。話題の提供は苦手)
嫌い…無礼者、圧政者
ジジイです。魔術師です。古強者です。脱いだら細マッチョです。
偏屈で頑固ですが、弟子に魔術の才能が無い場合も、
一度気に入った後は決して見捨てません。相手に合った効率的な魔術の使い方を指導します。
村のはずれの森の中で世捨て人的な生活をしています。
最近ふとしたきっかけで出来た茶飲み友達の来訪を、毎日密かに心待ちにしています。
---【師弟関係】---(11/30追記!)
<ツミキ様>
illust/47111985
「…弟子入り…このワシにか?」
目の前の少女が発した言葉を、己の口で反芻しながら吟味する。
守りたいものがある、と少女は云った。
小さな体躯に似合わぬ鉄の鎧。小脇に抱えた鉄兜。
決して子供に好かれる容貌ではない自分に向けられる、真っ直ぐな瞳。
自らの修めし魔道はどんな言葉を飾ろうとも、根本は自然の摂理を歪め、破壊する技。
元々単に力を得たい、魔術師になりたいだけの者に教える技は無かったが、
委細は知らぬが、魔道の力に身を染めるには少女はあまりにも幼く、可憐過ぎはしまいか。
………否。思い返せばこの自分自身も、恵まれない体躯の子供であるがために戦うための力を渇望し、
唯一の牙として初めて魔道を手にしたのが数えで10。
その身を置く状況を諦観することを忌避し、ただ結果を与えられることを良しとせず、
拳を握り、自らの力で切り拓かんとする………
そう、この少女はかつての自分ではないか!
気付けばオズマはツミキの肩を抱き締めていた。
「オ、オズマ…さん?」
「……弟子を取ることなど今までの生涯で初めてなのでな。加減が分からぬかもしれん。
だが、このワシを信じてくれるのならば…必ずや貴様を一端の魔術師として育て上げてみせよう」
「あ…あ…ありがとうございます、オズマさん!…いえ…お、お師匠様っ!」
幼少のみぎりより戦いの場に身を置き続けていたその男は、神を信じる心などとうに失念していたのだが、
これこそ天の采配なのかも知れぬな……と、満面の笑みを浮かべる少女を見てふと思うのであった。
---【交友関係】---
<アルフォード・マグド様>
illust/47105619
かつて戦場にて鎬を削った間柄。11歳下のマグド氏に対して魔法の錫杖を振るい、
「クハッ、やるではないか、若造!」とか言って大魔法合戦を繰り広げていたが、今となってはどちらもジジイ。
戦争が終結したのち、宿無しの用心棒となって各地を放浪していた際に偶然場末の酒場にて再会して以来の腐れ縁。
<神木 樹様>
illust/47088564
「お爺さん、外にこんなに本を広げて何してるの?」
「……見て分からんか。本の虫干し…ついでに日光浴だな。家の中に篭っているとローブが湿気ていかん」
「ふーん、僕も一緒に日光浴していい?」
「…好きにしろ」
「オズマさん、お菓子もって来たよ。一緒に食べよう?」
「…貴様、また来たのか…ふん。暫し待っておれ…今茶を淹れる」
といった具合にいつの間にか手に入れていた念願の茶飲み友達。
物怖じしない少年に対して戸惑いつつも、その屈託のなさを憎からず思っている。
Pixivでの投稿、企画参加、共に初めてとなります。
右も左もわからない新参者ですが、何卒仲良くして下さい。
何かございましたらメッセージかtwitter【https://twitter.com/admiral_lion】までご連絡ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
好き…平穏、人の話を聞くこと(聞くのみ。話題の提供は苦手)
嫌い…無礼者、圧政者
ジジイです。魔術師です。古強者です。脱いだら細マッチョです。
偏屈で頑固ですが、弟子に魔術の才能が無い場合も、
一度気に入った後は決して見捨てません。相手に合った効率的な魔術の使い方を指導します。
村のはずれの森の中で世捨て人的な生活をしています。
最近ふとしたきっかけで出来た茶飲み友達の来訪を、毎日密かに心待ちにしています。
---【師弟関係】---(11/30追記!)
<ツミキ様>
illust/47111985
「…弟子入り…このワシにか?」
目の前の少女が発した言葉を、己の口で反芻しながら吟味する。
守りたいものがある、と少女は云った。
小さな体躯に似合わぬ鉄の鎧。小脇に抱えた鉄兜。
決して子供に好かれる容貌ではない自分に向けられる、真っ直ぐな瞳。
自らの修めし魔道はどんな言葉を飾ろうとも、根本は自然の摂理を歪め、破壊する技。
元々単に力を得たい、魔術師になりたいだけの者に教える技は無かったが、
委細は知らぬが、魔道の力に身を染めるには少女はあまりにも幼く、可憐過ぎはしまいか。
………否。思い返せばこの自分自身も、恵まれない体躯の子供であるがために戦うための力を渇望し、
唯一の牙として初めて魔道を手にしたのが数えで10。
その身を置く状況を諦観することを忌避し、ただ結果を与えられることを良しとせず、
拳を握り、自らの力で切り拓かんとする………
そう、この少女はかつての自分ではないか!
気付けばオズマはツミキの肩を抱き締めていた。
「オ、オズマ…さん?」
「……弟子を取ることなど今までの生涯で初めてなのでな。加減が分からぬかもしれん。
だが、このワシを信じてくれるのならば…必ずや貴様を一端の魔術師として育て上げてみせよう」
「あ…あ…ありがとうございます、オズマさん!…いえ…お、お師匠様っ!」
幼少のみぎりより戦いの場に身を置き続けていたその男は、神を信じる心などとうに失念していたのだが、
これこそ天の采配なのかも知れぬな……と、満面の笑みを浮かべる少女を見てふと思うのであった。
---【交友関係】---
<アルフォード・マグド様>
illust/47105619
かつて戦場にて鎬を削った間柄。11歳下のマグド氏に対して魔法の錫杖を振るい、
「クハッ、やるではないか、若造!」とか言って大魔法合戦を繰り広げていたが、今となってはどちらもジジイ。
戦争が終結したのち、宿無しの用心棒となって各地を放浪していた際に偶然場末の酒場にて再会して以来の腐れ縁。
<神木 樹様>
illust/47088564
「お爺さん、外にこんなに本を広げて何してるの?」
「……見て分からんか。本の虫干し…ついでに日光浴だな。家の中に篭っているとローブが湿気ていかん」
「ふーん、僕も一緒に日光浴していい?」
「…好きにしろ」
「オズマさん、お菓子もって来たよ。一緒に食べよう?」
「…貴様、また来たのか…ふん。暫し待っておれ…今茶を淹れる」
といった具合にいつの間にか手に入れていた念願の茶飲み友達。
物怖じしない少年に対して戸惑いつつも、その屈託のなさを憎からず思っている。
Pixivでの投稿、企画参加、共に初めてとなります。
右も左もわからない新参者ですが、何卒仲良くして下さい。
何かございましたらメッセージかtwitter【https://twitter.com/admiral_lion】までご連絡ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
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2014-11-16 01:35
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