【六花奇譚】豊秋津龗星氾稲穂背命【死霊兵】

こちらの企画【illust/41660556】に、引き続き参加させていただきます。　

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死霊兵　星氾（諡：豊秋津龗星氾稲穂背命）
　紅玉ノ国　戦士　カードポイント：500　ジョブレベル：500

　生存時：第1期【illust/43956251】
　　紅玉ノ国　戦士　カードポイント：5　ジョブレベル：1

　妻：豊秋津稲穂媛【illust/43920873】
　　喜んで、悲しんで、笑って、怒って……稲穂媛が教えてくれた全てが大切な宝物だ。ありがとう。
　　決してお前を消えさせはしない。
　長男：星穂【illust/44464713】
　　星穂、お前が翡翠ノ国と、そこに眠る妻と一緒に逝く道を選んだのを知った時、胸が潰れる思いと共に、お前らしいとも思ったよ。
　長女：秋津守辰星比売【illust/44424752】
　　お前がいれば秋津村の水の心配はないな。だけど辰星、お前もやはり冬が続けば弱ってしまうな。
　　必ず春を、季節を取り戻すから待っていなさい。

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かつて紅玉ノ国の山深くに住んでいた氷竜の眷属の一人。
天藍ノ国で伴侶、豊秋津稲穂媛を得たが、国を離れられない彼女のために天藍ノ国へ移住した。
秋津村で守り神として崇められる妻と共に彼も崇められ、彼の氷を生み出し、それを使って地を潤す力により、長い日照でも秋津村の水田はいつも水を湛えていた。
その力と半人半竜の姿から村人達からは「龍神様」「水神様」と呼ばれていたが、本人的にはかなり気恥ずかしかった模様。
紅玉ノ国滅亡の直前に、愛する家族に見守られながら寿命により死亡。
名は死に当たり贈諡されたもので「秋津村の水の神、名は星氾、稲穂媛の夫」の意。
妻の抜け落ちた羽毛を集めて束ねた首飾りと、稲穂で作った簡素な指輪は彼の宝物で、生前、肌身離さず付けており、埋葬の際もその指と首からはずされることはなかった。

一族の中でも逸れ者の位置にいた自分を受け入れ、愛情を注ぎ、感情を表に出すことを教えてくれた小さな妻をこの上なく愛しており、その愛する妻と子供たちが生きる世界を守るために死霊王の召還に応じ蘇った。

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