勇気を胸に
剣士ファルナ・シュトレーゼは狂気の魔導科学者を追い詰めていた。
彼女は違法な魔導改造実験をくり返し、しかも、その事実を掩蔽しようとしたため国際魔導科学機構から数人の弟子共々永久追放された身だった。
だが、彼女は自身を追放した機構を逆恨みし、上級戦闘魔導士の資格を持つ弟子達に命じて機構の主要人物を次々と殺害したのだ。
また、裏社会の大物の要請に応じ、数々の違法薬物を精製した容疑もかかっていた。
ファルナは統合勇者団の依頼に応じ、大陸指名手配の大物魔導科学者ルーシア・ステファノビッチ・カンテミロフスカヤを追い詰めていた。
国際魔導学院高等科学部生態学科を史上二位の成績で卒業し、小市民の出でありながら自身の努力と才覚だけで女子爵の称号を得、また数々のメダルを授与された彼女に何があったのか?それを知る術はない。
ルーシア「ふふっ、さすがね。雇われ剣士さん。貴女のお名前は小耳に挟んでいたわ。確か巨人やドラゴンを何匹も倒しているんですってね。その腕ではこの私(わたくし)も敵わないわ。剣の勝負は僅差で貴女の勝ちね。でも私はまだ切り札を残しているのよ。魔導改造学の極致、生態融合法。その真髄を貴女に見せてあげるわッ!」
ファルナ「なっ、こっ、これは? 悪魔かッ!」
ルーシア「ふふっ、ご名答。そうよ、悪魔。それもグレーター・デビルクラスのね。魔王バフォメット。名前位は知っているでしょ?先の聖魔大戦で大神の怒りに触れてこの天上界から落とされたのよ」
ファルナ「そんな危険な悪魔が何故ここに?」
ルーシア「このバフォメット、どうやら本来は煉獄界に落とされる予定だったみたいね。それが、どういう訳か地上に留まってしまったみたいね」
ファルナ「くっ」
ルーシア「ふっ、まだ死に切れていないバフォメットにこの私が魔導改造を施したの。貴女みたいな偽善者が私の身を傷つけようとした時の最後の手札としてね」
ファルナ「ばっ、バカな!人の身で神に次ぐ存在である魔王を手駒になど・・・出来る筈が・・・」
ルーシア「おバカさんねェ。このバフォメットは神の怒りに触れ既に死に体だったと言ったでしょ。私が発見した時には心臓が動いているだけ、既に体の一部は腐乱しかけていたわ」
ファルナ「きっ、狂気の沙汰だ」
ルーシア「さて、お喋りはここまでよ。魔王バフォメットと融合した私の力。思い知らせてあげるわ。その体にたっぷりとね」
ファルナ「負けない。貴女みたいな傲慢で自己中心的な人には絶対に」
※月光竜さんのウチの女剣士「ファルナ・シュトレーゼ」さんを描かせて頂きました。
・月光竜さん江
前に機会があれば他のキャラも描かせて頂くとお約束しておきながら、当方の都合(PC不調等)で延ばし延ばしになってしまい、申し訳なく思います。
彼女は違法な魔導改造実験をくり返し、しかも、その事実を掩蔽しようとしたため国際魔導科学機構から数人の弟子共々永久追放された身だった。
だが、彼女は自身を追放した機構を逆恨みし、上級戦闘魔導士の資格を持つ弟子達に命じて機構の主要人物を次々と殺害したのだ。
また、裏社会の大物の要請に応じ、数々の違法薬物を精製した容疑もかかっていた。
ファルナは統合勇者団の依頼に応じ、大陸指名手配の大物魔導科学者ルーシア・ステファノビッチ・カンテミロフスカヤを追い詰めていた。
国際魔導学院高等科学部生態学科を史上二位の成績で卒業し、小市民の出でありながら自身の努力と才覚だけで女子爵の称号を得、また数々のメダルを授与された彼女に何があったのか?それを知る術はない。
ルーシア「ふふっ、さすがね。雇われ剣士さん。貴女のお名前は小耳に挟んでいたわ。確か巨人やドラゴンを何匹も倒しているんですってね。その腕ではこの私(わたくし)も敵わないわ。剣の勝負は僅差で貴女の勝ちね。でも私はまだ切り札を残しているのよ。魔導改造学の極致、生態融合法。その真髄を貴女に見せてあげるわッ!」
ファルナ「なっ、こっ、これは? 悪魔かッ!」
ルーシア「ふふっ、ご名答。そうよ、悪魔。それもグレーター・デビルクラスのね。魔王バフォメット。名前位は知っているでしょ?先の聖魔大戦で大神の怒りに触れてこの天上界から落とされたのよ」
ファルナ「そんな危険な悪魔が何故ここに?」
ルーシア「このバフォメット、どうやら本来は煉獄界に落とされる予定だったみたいね。それが、どういう訳か地上に留まってしまったみたいね」
ファルナ「くっ」
ルーシア「ふっ、まだ死に切れていないバフォメットにこの私が魔導改造を施したの。貴女みたいな偽善者が私の身を傷つけようとした時の最後の手札としてね」
ファルナ「ばっ、バカな!人の身で神に次ぐ存在である魔王を手駒になど・・・出来る筈が・・・」
ルーシア「おバカさんねェ。このバフォメットは神の怒りに触れ既に死に体だったと言ったでしょ。私が発見した時には心臓が動いているだけ、既に体の一部は腐乱しかけていたわ」
ファルナ「きっ、狂気の沙汰だ」
ルーシア「さて、お喋りはここまでよ。魔王バフォメットと融合した私の力。思い知らせてあげるわ。その体にたっぷりとね」
ファルナ「負けない。貴女みたいな傲慢で自己中心的な人には絶対に」
※月光竜さんのウチの女剣士「ファルナ・シュトレーゼ」さんを描かせて頂きました。
・月光竜さん江
前に機会があれば他のキャラも描かせて頂くとお約束しておきながら、当方の都合(PC不調等)で延ばし延ばしになってしまい、申し訳なく思います。
ファンタジー
fantasy
よその子
someone else's OC
女剣士
female swordfighter
オリジナル
original
アナログ
traditional
穿いてない
no panties
描かせていただきました
I drew it
11
8
914
2015-01-26 19:13
Comments (18)
なんか取り込まれてる~!大変な状況に!どうなるの!?どや顔がまた引き付けますね!(*^^*)
View Replies構図が凝っていますね(^^)イラストを見て、展開や物語が伝わって来ますね。僕は展開の一部分をイラストにしているので伝わりにくい方になるかもしれないですね。
View Repliesまるで獣神サンダーライガーさんみたいな龍さんみたいでカッコイイ感じですね!
View Repliesファルナを描いていただき、ありがとうございます!!悪魔との融合・・・我が物とするのか、逆に取り込まれてしまうか、それとも同化するのか想像が尽きませんが、続きが楽しみな展開とシチュエーションですね(^^)
View Replies約束違反も、いるね。気をつけてね。
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