【無限旅行】出会い【E-07】

和音「パートナーデジモンねえ・・・二つ返事で来てみたはいいけど実感沸かないよなあ・・・町のほうにはピンと来る子はいなかったし・・・うーん・・・」パートナーデジモンが決まらずぶらぶらと歩いてるうちにエリアE-07まで来てしまった和音。広い草原をぶらぶら目的も歩いていると、彼女の目にふと映りこんだものがあった。和音「機械？・・・いや、デジモンだ、壊されたのかなあ・・・あっ、にやり」不思議そうにその大破していたデジモンを見ていた和音。しかし何かを思いついたかのように視線が欲望の眼差しへと変わると、おもむろに工具セットから工具類を取り出してデジモンに近づいていった。（・・・ここはたしか・・・ふう、まだ私は生きていたのか・・・だが動け・・・ん？）デジモンは目が覚めると虚ろな目で周りを見回すがふと視線があるものに釘付けになる。（なんだ、こんなところに人間が・・・テイマーにしてはデジモンの気配がないが・・・いやそれ以前になぜ私に近づいてくる！いや、ちょっと待ってくれ、その右手の工具でいったいななにを、なぜそんなに不気味な笑みを浮かべて・・・）持っている工具では絶対でないであろう工作音が草原に響くと同時にこのデジモンの意識は飛んでいった。　
～一時間後～
和音「ふうー、修理完了っと～。おーいデジモンさーん、直ったよー」袖で汗をぬぐいながらぺしぺしと修理したデジモンを叩く和音。それで目が覚めたかのようにデジモンは起動した。「うっ・・・なんだ、直ってる」和音「やあやあデジモンさん、調子はどう？」「まあ、調子は悪くな・・・ってどわあっ！？さっきの人間！」デジモンはそう叫ぶとものすごい速度で和音と距離を置いた。「もしかして、修理してくれたのは・・・君か？」和音「そうだよー、さすがにわけわかんない部品とかあったから改造はしてないけどノリで直しておいたよー」デジモンはそれにあっけにとられたような顔をするが、すぐに我を取り戻して和音に近づき軽い会釈をした。「これは失礼した。おかげで命拾いしたよ、なんとお礼をしたらいいか・・・」和音「うーん、それじゃあパートナーになってよ！」和音は少し考えた後目の前のデジモンにそう提案した。「パートナー？」「うん。まだ決まってなくてさー、この機会にちょうどいいかなーっと、ほらお礼の代わりって感じで・・・」にこっと笑みを浮かべる和音。「ふむ・・・これも何かの縁、助けてもらった恩をしっかりとかえさねばな。私はバラッジモン」「私はね、美鶴倉和音って言うの。和音でいいよー、よろしく、バラッジモン！」「よろしく頼む、和音」「あ、今度改造していい？こうでっかい武器つけたり、ブースターみたいなのつけたり・・・」「え、遠慮して置こう・・・」「えー・・・」

これから地道に投稿して行こうと思いますが、なにぶん時間が取れないので基本落書き感覚のイラスト投稿になります。見づらかったりしますのでお気をつけください。