新型戦車ゼクセルシエ

帝国軍戦車開発史に名を刻む革命的戦車が産声を上げた。
もともと履帯(キャタピラ)の技術を持たない帝国は他国の戦車とは数世代のブランクが開いており、帝国はそれをひたすら大口径化で対処してきた。空挺軽戦車ですら203mmの主砲を積んでいる有り様だ。
だが、この戦車の登場により帝国軍の戦車は機動面においては数世代を跳躍する大進化を遂げた。

この戦車は、宙に浮くのである。
帝国のお家芸、生体器官を導入し地面との摩擦抵抗はほぼゼロ。どんな悪路もスイスイと走り回ることができる。そのうえ車体前部の凶悪的なくさび形装甲は実質90mmレベルの装甲厚を実現させた。主砲は帝国軍にしてはかなり小さな55mmであるが、この戦車の機動性と装甲と相まって優秀な効果を発揮するだろう。

メカのコンセプトはねれいどん氏から頂きました。ありがとうございます。

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