【すいまじ】 朗報 60年目の奇蹟 【第4の封印】
WKD旗艦「つるぎ」艦橋内、25:17……
海斗「う~~、最近肩こりと腰痛がキいてくるなぁ。齢80をいやがおうにも実感させられるぞ」
如月「海斗……」
海斗「?どうした、如月?俺ももうすぐ休むから寝室で待っててくれればいいのに」
如月「あのね……今日、これ……「当たっちゃった」みたいなの」
海斗「?なんだそれ?」
如月「………ケンサヤク」
海斗「検査薬?一体何の?」
如月「……」
海斗「……」
「!」
海斗「本当か?まさか、本当に……そうなのか?!」
如月「まだ試薬でその兆候があるというだけだから、詳しくは入渠してみないとわからないけど……この時代の検査薬は信頼性が高いというから」
<提督、艦娘抱き上げ中>
如月「きゃあっ!」
海斗「やった、やったぞ!俺と、如月に子供が……!やった、やったぞ、ははははははは!」
如月「……やっぱり、本当の子供が欲しかったのね、海斗」
海斗「そりゃあね。奈月達だって立派に俺たちの娘だが、やはり立ち位置が違う。だが差別はせんぞ、あの子達に厳しく当たったように、生まれてくる子もバシバシ育ててやる」
如月「そこは程々に、というところなのでしょうか?」
海斗「そうなるだろうね。しかし……男の子かな?女の子かな?」
如月「私的には、男の子のような気がしますね。貴方によく似た子だと思います」
海斗「俺は女の子だと思うよ、如月似の」
如月「あらら、見事なまでに行き違い(クスクス)」
海斗「……大事に育てよう、如月。60年を経て再び得ることができたこの時間の結晶を、大切に大切に」
如月「ええ、海斗」
海斗「う~~、最近肩こりと腰痛がキいてくるなぁ。齢80をいやがおうにも実感させられるぞ」
如月「海斗……」
海斗「?どうした、如月?俺ももうすぐ休むから寝室で待っててくれればいいのに」
如月「あのね……今日、これ……「当たっちゃった」みたいなの」
海斗「?なんだそれ?」
如月「………ケンサヤク」
海斗「検査薬?一体何の?」
如月「……」
海斗「……」
「!」
海斗「本当か?まさか、本当に……そうなのか?!」
如月「まだ試薬でその兆候があるというだけだから、詳しくは入渠してみないとわからないけど……この時代の検査薬は信頼性が高いというから」
<提督、艦娘抱き上げ中>
如月「きゃあっ!」
海斗「やった、やったぞ!俺と、如月に子供が……!やった、やったぞ、ははははははは!」
如月「……やっぱり、本当の子供が欲しかったのね、海斗」
海斗「そりゃあね。奈月達だって立派に俺たちの娘だが、やはり立ち位置が違う。だが差別はせんぞ、あの子達に厳しく当たったように、生まれてくる子もバシバシ育ててやる」
如月「そこは程々に、というところなのでしょうか?」
海斗「そうなるだろうね。しかし……男の子かな?女の子かな?」
如月「私的には、男の子のような気がしますね。貴方によく似た子だと思います」
海斗「俺は女の子だと思うよ、如月似の」
如月「あらら、見事なまでに行き違い(クスクス)」
海斗「……大事に育てよう、如月。60年を経て再び得ることができたこの時間の結晶を、大切に大切に」
如月「ええ、海斗」
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2015-03-15 14:49
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