敵機直上!

TG38.3アクションレポート 0939、タスクグループはスコールの中から姿を現して艦載機の収容を開始した。50マイル以内のレーダースクリーンに、敵機は存在しなかった。
「プリンストン」の格納庫には、雷撃機が攻撃準備を整えて待機していた。
突然「プリンストン」上空の低い雲から、どこからともなく一機のジュディが急降下して「プリンストン」の飛行甲板中部に爆弾を投下した。この爆弾は小さな火災を生じさせたが、致命的な損傷にはならないと思われた。
爆弾命中後まもなく「プリンストン」の格納庫から火災が生じ、格納庫にあった雷撃機の搭載していた魚雷が爆発を起こした。  
この彗星艦爆は護衛戦闘機に補足され撃墜された。 光人社の「空母瑞鶴」参照。

レイテ沖海戦における軽空母「プリンストン」の攻撃を受けた状況です。この日、第634海軍航空隊の艦爆隊飛行隊長の木塚大尉・天近上飛曹ペアが戦死しており、このペアによる攻撃と思われる。 イラストは彗星艦爆がまさに爆弾を投下している場面です。以前にも同じようなイラストを描きましたが、無性に描きたくなったのでリメイクみたいな感じです。シャークティースは好きで描きました。

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2015-03-19 22:23

 屠龍


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