戦える
※今回、とある方々が名前だけ友情出演しております。ご本人様に承諾を得ておりませんので、もし不快でしたらご一報ください。すぐに本文から削除いたします。
----
光の国を襲撃したヤプール…彼にはもう一つの目的があった…
ヤプール「見つけたぞ!ウルトラマンジュン!」
それは、かつて自身を倒したジュンに復讐をすることであった。
----
非戦闘員の避難誘導を手伝っていたジュンの前に超獣を率いて現れたヤプール…ジュンを見つけたヤプールは、超獣たちに攻撃を開始させる。
ジュン「ここは僕がなんとかします!他の人は早く避難を!」
そう言って巨大なバリアーを張り超獣たちの攻撃から避難民を守るジュン…
しかし、いかにバリアーの扱いに長けているとは言え、かなりの大きさのバリアーを長時間張ることはジュンのエネルギーを確実に消耗させていく…
ジュン「もう少し…もう少しで…」
なんとか避難が完了し安堵の表情を浮かべるジュン…しかし、消耗は激しくカラータイマーは激しく点滅していた…
ヤプール「ふははは!ご苦労なことだ」
実はヤプールはこれを全て想定していたのである。バリアーの扱いに長けているジュンであれば必ず他の者を守るために力を消耗させる…その後、エネルギーが無くなったところをいたぶる算段なのである。
ジュン「ゾフィーさんは他の所を守ってる…僕が…なんとかしなきゃ…」
ヤプールの策略に嵌り、立っているのすらやっとのジュン…元々戦闘向きではない彼に勝ち目はなかった…
----
超獣たちの猛攻に晒され、力無く倒れたジュン…その瞳に光は無く、カラータイマーも輝きを失っていた…
ヤプール「ふん…その顔、さすがに親子だな。よく似ているわ」
ジュン「……お母…さん…」
ヤプールの言葉にピクンと反応するジュン…そんな彼の中にある日の思い出が甦っていた…
----
いつも僕に優しく接してくれるお母さん…でも、あの時だけは違った…
小さい頃…僕が転んで泣いてる時だった…
潤「え~ん!お母さ~ん!」
僕は…お母さんが抱き起こしてくれると思って泣き続けた…でも…お母さんは手を貸してくれなかった…
すず「潤、自分で立ちなさい」
潤「え…」
ふと見上げると…お母さんは普段は見せない厳しい眼差しをしていた…
僕は…痛みを堪えてなんとか自分で立ち上がった…そうすると…お母さんは優しく頭を撫でてこう言った…
すず「潤…たとえどんなことに躓いても、自分で立ち上がれる人間になりなさい…それが、誰にも負けない強さなのだから…」
----
ジュン「お母さん……!」
ハッと目を覚ますジュン…そして、強く拳を握り締める…
ジュン「そうだ…僕は…自分で立ち上がるって…決めたんだ…」
ジュンの瞳には光が甦り、カラータイマーも赤くではあるが再び輝き始めた…
ジュン「僕はあの時、大切な人を…アサシンさんやミナミちゃん…マイちゃんやアザミさん…そして、ゾフィーさんを助ける為に…この力を得たんだ…!だから…まだ戦える……戦える!」
強い眼差しでゆっくりと立ち上がるジュン…それに思わず驚いたヤプールは超獣たちを向かわせる…
ジュン「僕は…あなたのような者に…絶対に負けない!」
全身から光を放ち超獣たちを慄かせるジュン…そしてゆっくりと手を前に掲げ…
ジュン「これが…僕の全開……!E03光線だぁっ!」
ヤプール「な、なにぃ?!こ、こんな力がどこに?!」
ジュンの手から放たれた光線がヤプールの身体を包んでいく…
----
ジュン「はあ…はあ…」
全身全霊をかけて光線を放ったジュン…力を使い果たしたジュンはゆっくりと倒れ…
ゾフィー「ジュン!大丈夫?!」
倒れかけたジュンを支えたのは、駆けつけたゾフィーであった…ゾフィーの姿を見たジュンは優しく微笑んだ…
ジュン「ゾフィー…さん……ちょっと…疲れちゃいました…」
ゾフィー「…お疲れ様、ジュン…」
優しくジュンを抱きしめるゾフィーであった…
----
ヤプール「お、おのれぇ…こ、こんなこと…あってなるものか!」
ジュンのE03光線を受け瀕死の重傷を負ったヤプール…しかし、彼にはまだ秘策があった…
ヤプール「あれを…あれを使えば…まだだ、まだ終わらんぞぉ…!」
----
…大丈夫、メフィス編ですよ。
E03光線の由来ですが、E=地球(earth)、03=太陽系第三惑星からです。
もうちょい(?)続きます。
----
光の国を襲撃したヤプール…彼にはもう一つの目的があった…
ヤプール「見つけたぞ!ウルトラマンジュン!」
それは、かつて自身を倒したジュンに復讐をすることであった。
----
非戦闘員の避難誘導を手伝っていたジュンの前に超獣を率いて現れたヤプール…ジュンを見つけたヤプールは、超獣たちに攻撃を開始させる。
ジュン「ここは僕がなんとかします!他の人は早く避難を!」
そう言って巨大なバリアーを張り超獣たちの攻撃から避難民を守るジュン…
しかし、いかにバリアーの扱いに長けているとは言え、かなりの大きさのバリアーを長時間張ることはジュンのエネルギーを確実に消耗させていく…
ジュン「もう少し…もう少しで…」
なんとか避難が完了し安堵の表情を浮かべるジュン…しかし、消耗は激しくカラータイマーは激しく点滅していた…
ヤプール「ふははは!ご苦労なことだ」
実はヤプールはこれを全て想定していたのである。バリアーの扱いに長けているジュンであれば必ず他の者を守るために力を消耗させる…その後、エネルギーが無くなったところをいたぶる算段なのである。
ジュン「ゾフィーさんは他の所を守ってる…僕が…なんとかしなきゃ…」
ヤプールの策略に嵌り、立っているのすらやっとのジュン…元々戦闘向きではない彼に勝ち目はなかった…
----
超獣たちの猛攻に晒され、力無く倒れたジュン…その瞳に光は無く、カラータイマーも輝きを失っていた…
ヤプール「ふん…その顔、さすがに親子だな。よく似ているわ」
ジュン「……お母…さん…」
ヤプールの言葉にピクンと反応するジュン…そんな彼の中にある日の思い出が甦っていた…
----
いつも僕に優しく接してくれるお母さん…でも、あの時だけは違った…
小さい頃…僕が転んで泣いてる時だった…
潤「え~ん!お母さ~ん!」
僕は…お母さんが抱き起こしてくれると思って泣き続けた…でも…お母さんは手を貸してくれなかった…
すず「潤、自分で立ちなさい」
潤「え…」
ふと見上げると…お母さんは普段は見せない厳しい眼差しをしていた…
僕は…痛みを堪えてなんとか自分で立ち上がった…そうすると…お母さんは優しく頭を撫でてこう言った…
すず「潤…たとえどんなことに躓いても、自分で立ち上がれる人間になりなさい…それが、誰にも負けない強さなのだから…」
----
ジュン「お母さん……!」
ハッと目を覚ますジュン…そして、強く拳を握り締める…
ジュン「そうだ…僕は…自分で立ち上がるって…決めたんだ…」
ジュンの瞳には光が甦り、カラータイマーも赤くではあるが再び輝き始めた…
ジュン「僕はあの時、大切な人を…アサシンさんやミナミちゃん…マイちゃんやアザミさん…そして、ゾフィーさんを助ける為に…この力を得たんだ…!だから…まだ戦える……戦える!」
強い眼差しでゆっくりと立ち上がるジュン…それに思わず驚いたヤプールは超獣たちを向かわせる…
ジュン「僕は…あなたのような者に…絶対に負けない!」
全身から光を放ち超獣たちを慄かせるジュン…そしてゆっくりと手を前に掲げ…
ジュン「これが…僕の全開……!E03光線だぁっ!」
ヤプール「な、なにぃ?!こ、こんな力がどこに?!」
ジュンの手から放たれた光線がヤプールの身体を包んでいく…
----
ジュン「はあ…はあ…」
全身全霊をかけて光線を放ったジュン…力を使い果たしたジュンはゆっくりと倒れ…
ゾフィー「ジュン!大丈夫?!」
倒れかけたジュンを支えたのは、駆けつけたゾフィーであった…ゾフィーの姿を見たジュンは優しく微笑んだ…
ジュン「ゾフィー…さん……ちょっと…疲れちゃいました…」
ゾフィー「…お疲れ様、ジュン…」
優しくジュンを抱きしめるゾフィーであった…
----
ヤプール「お、おのれぇ…こ、こんなこと…あってなるものか!」
ジュンのE03光線を受け瀕死の重傷を負ったヤプール…しかし、彼にはまだ秘策があった…
ヤプール「あれを…あれを使えば…まだだ、まだ終わらんぞぉ…!」
----
…大丈夫、メフィス編ですよ。
E03光線の由来ですが、E=地球(earth)、03=太陽系第三惑星からです。
もうちょい(?)続きます。
27
24
1747
2015-03-24 02:16
Comments (9)
この絵だけだとE03光線は発射するときは光弾もしくは光流みたいになるのかな?後ゾフィーと合体光線をだすと名前のところは90になるのかな?
みんなへの想いを力に変えて。ほんと、漢(オトコ)になりました。
死亡フラグ建築した気がするなぁ・・・・やプール(合掌)
View Replies大切な人を守りたいというジュン君の思いがよく伝わってきていますね。守られる側から守る側へと変わってきているのが成長していっている証なのでしょう。
View RepliesShow More