【PFT】白魔のアラハ

「僕だって死にたかないんでね」

『アラハ・フロガビトゥス』
◆だいたいいつもニヤついてる29歳の一応人間の傭兵。割り切った性格・・・というかものごとに頓着しないドライで適当な性格。一人称は僕で他人を呼ぶときは大体呼び捨て。
ノヴァレス国の強欲で下種な貴族フロガビトゥス家の三男坊として産まれた。三男坊という身ゆえ跡目を継ぐこともないだろうと家を出て親からの多額の仕送りでテキトーに自堕落に生活していたが、ノヴァレス国がカラドアに敗れ父と兄が処刑されたので傭兵へと身を落とした。一応家族仲は良かったが家族がやってきたことは知っているため別にカラドアを恨んではいない。
戦闘訓練もなにも受けていないので戦い方はむちゃくちゃだが実家の倉庫から勝手に持ち出した謎の生物「ミーム」のおかげでなんとか今日まで生きている。主武装は剣と触手。暇つぶしに勉強していたので簡単な魔術なら多少出来なくもない。
超のつく甘党。酒も好きだが甘いものしか飲めない。

『ミーム』
◆フロガビトゥス家の倉庫に眠っていたもの。猫のような声で「ミー」と鳴く。
はるか昔に別の世界からわたってきたモンスターで、契約した相手の鎧になったり契約者の欠損した部分を己の肉で補填する、空を飛べたり体内に大量に物を収納できるなどいろいろ便利なやつ。
アラハも頭以外のほとんどの部位はもうすでに彼の肉に置き換わっているがアラハ本人に自覚はない。あと自身の肉から各種武器も作り出せる。
もちもちぷにぷにの身体は刃も打撃も通さないうえに再生能力も持つ。肉はイチゴ大福のような味でそれなりに美味だが食った者は醜悪なモンスターに変わってしまう。
契約者は彼を自在に操るかわりに一月に四日分の寿命を吸われ、死後はその骨肉を全て食らい尽くされる。
アラハとは意思疎通が出来ず正直契約したことを後悔している。

◆◆◆プライディオ【illust/49666984】と美食外典【illust/49664446】にお邪魔します。剣星のペンデュラムはミームの中に。