【PFT】運命の弾丸は六発【秘密結社エテルネ】
アイテム『サイコロの銃』
丸みのあるボディに四角いサイコロの砲身がついた玩具のような黄金の銃。
装填できる弾は六発。
このうち五発は必ず目標に当たるが、一発は必ず自分に当たる。
何発目に自分に当たる弾が出るのかはわからない。
弾丸の形をしているなら、飴玉でも唐辛子でもなんでも撃てる。
弾は砲身の穴から一発ずつ込めて下さい。出口が入り口というわけのわからない構造です。
「私の悪友に悪戯が大好きな蝙蝠がいてね。その蝙蝠にこの銃のコピーをあげたんです。」
「そしたらなんとまあ、せっせと馬糞の弾を作ってね。嬉々として友人を的にした試し撃ちに出かけていったんだよ。」
「彼は一発目で‘必ず自分に当たる弾‘を引き当てたよ。哀れな蝙蝠です。」
「あなたも使うときは気をつけてくださいね。」
===============
■■■テッセラの研究日記■■■
シリンダーに確率干渉魔法「必中の確率」を何重にもかけて「撃てば必ず目標に当たる銃」を作ろうとしたんだ。
シリンダーの穴 一つ一つに魔法をかけて。最後の一つに取り掛かっていたときだった。
無理やり捻じ曲げて押さえ込んでた「弾が外れる確率」が暴れ始めて、シリンダーの残り一つの穴に流れ込んでしまったんだ。
結果、「目標に当たる」という確率のベクトルが正反対に向いた上に捩れに捩れてしまって。
「撃てば必ず自分に当たる」というものになってしまった。
何発目に「撃てば必ず自分に当たる」弾が出るのかはわからない。
使用には注意しなければ。
丸みのあるボディに四角いサイコロの砲身がついた玩具のような黄金の銃。
装填できる弾は六発。
このうち五発は必ず目標に当たるが、一発は必ず自分に当たる。
何発目に自分に当たる弾が出るのかはわからない。
弾丸の形をしているなら、飴玉でも唐辛子でもなんでも撃てる。
弾は砲身の穴から一発ずつ込めて下さい。出口が入り口というわけのわからない構造です。
「私の悪友に悪戯が大好きな蝙蝠がいてね。その蝙蝠にこの銃のコピーをあげたんです。」
「そしたらなんとまあ、せっせと馬糞の弾を作ってね。嬉々として友人を的にした試し撃ちに出かけていったんだよ。」
「彼は一発目で‘必ず自分に当たる弾‘を引き当てたよ。哀れな蝙蝠です。」
「あなたも使うときは気をつけてくださいね。」
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■■■テッセラの研究日記■■■
シリンダーに確率干渉魔法「必中の確率」を何重にもかけて「撃てば必ず目標に当たる銃」を作ろうとしたんだ。
シリンダーの穴 一つ一つに魔法をかけて。最後の一つに取り掛かっていたときだった。
無理やり捻じ曲げて押さえ込んでた「弾が外れる確率」が暴れ始めて、シリンダーの残り一つの穴に流れ込んでしまったんだ。
結果、「目標に当たる」という確率のベクトルが正反対に向いた上に捩れに捩れてしまって。
「撃てば必ず自分に当たる」というものになってしまった。
何発目に「撃てば必ず自分に当たる」弾が出るのかはわからない。
使用には注意しなければ。
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2015-04-11 00:37
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