化石獣タランチュ
第18話「壮烈! アギャール必殺の電撃」及び26話「妖獣ガメレーン地獄の大進撃」に登場。
◆概要
「毒蜘蛛タランチュラから蘇りし化石獣」と呼ばれています。誕生場面は無し。
タランチュラという蜘蛛は伝説の中に語られる存在なので、我々の認識以上にオカルトっぽいのかもしれません。
その戦闘力も化石獣としては高く、原子力空母もあっさりと破壊してしまうほど。
前話に続き、アギャール将軍が直接乗り込んで操った化石獣でもあります。
ただし前回のゴーレモンとは違い、アギャールが乗り組んでいなくても自律でライディーンと戦う場面がありました。
操縦席があるはずの右目を潰されて一度撤退してるので、誰かが乗っててもそれで死んだ可能性もありますが。
アギャール最後の戦いを飾る役割を果たした化石獣でもあるのですけど、上記の通り26話において復活しました。
ただしジャガー同様、中の人はいません。
◆戦力・能力
・糸
クモの化石獣らしく、口からタランチュロープとも言われる糸を吐き出すことができます。
標的を絡め取って動きを封じるのが主な役割ですが、糸そのものが恐ろしく鋭利。
太さも一抱え以上はあり、戦闘機くらいは触れただけで真っ二つにされてしまいます。
・鉄条糸
尻から繰り出すもうひとつの糸。長く伸ばした上で自ら動き回り、敵を縛りつけます。
蜘蛛型の怪獣は佃煮にするほどおりますが、明確に2種類の糸を持っているものは少ないんじゃないでしょうか。
トゲだらけなので拘束と同時にダメージも与えられそうですが、ライディーンにあまり痛手はありませんでした。
太さも口から吐くものの優に10倍はあり、ライディーンも脱出にやや苦慮しています。
直径と頑丈さを活かし、鞭のように使うこともできるようです。
・ミサイル
腹の長方形型ハッチが開き、中から出現するミサイルです。サブウェポン程度の扱い。
・カマ
両腕と呼べるくらいに発達した第一脚は鋭利なカマで、接近戦でのメインウェポンとなります。
一撃で原子力空母を二枚におろし、ライディーンの装甲にも食い込むほどの威力があります。
効果音からすると、ぶつける角度を調整して鈍器のように使うことも多いようです。
肩のカマは射出可能で、こちらもかなりの破壊力ですが一発こっきりの模様。
他の脚も相当に鋭く、ライディーンを羽交い締めにしたときは腹の装甲に食い込むカットがありました。
・光線
胸部から放出する武器です。アギャール曰く「必殺・タランチュ光線」。
一撃で護衛艦を完全破壊するパワーを誇りますが、ゴッドブロックには防がれてしまっていました。
後半においてもゴッドアルファで相殺されていて、ハデな割には案外あまり役に立ってません。
・電撃
大量の糸で標的の動きを封じ込め、そのまま全身から電撃を放って攻め立てるコンボ技です。
ショックを与えるに留まらずライディーンの命令伝達系統を加熱させ、洸の手を火傷させていました。
描写から見るかぎり、長く受け続けていればライディーンとてバラバラにされてしまっていたかもしれません。
捕まると抜け出すのは困難ですが、あくまでもタランチュの腕力で糸を引っ張っているため、虚を衝かれると
一瞬バランスが崩れてしまうのが弱点といえます。
多彩な技を持つタランチュですが、これが恐らく最大威力でしょう。タイトルにも採用されましたし。
◆劇中での扱いなど
本編冒頭、原子力空母と護衛艦二隻を苦もなく轟沈せしめて戦闘力をアピール。
その後、最後のチャンスを与えられたアギャール将軍に従って行動しています。
作戦通り、処刑を逃れてきたアギャールの追っ手という設定でガンテと共に出現、ライディーンと一戦交えました。
ここでの戦いは狂言なので、右目を潰されたのもあり一時撤退。
アギャールが洸を懐へ誘い込むにあたり、万が一に備えて待機していました。
結果として洸には逃げられたものの、ブルーガーと荒磯を捕まえて人質とし、戦いを有利に運びます。
抵抗の鈍るライディーンを必殺の電撃に捉えて勝利を目前としますが、不意に身を屈めたライディーンに虚を衝かれ、
バランスを崩したところをゴッドアローに撃たれて脱出を許し、仲間も救出されるに至ってしまいます。
ゴッドゴーガンの矢は手足を封じられても、背中から射てるのです。しかもタランチュ側は避けようがありません。
以後も残る武器を使って執拗に食い下がるのですが、そこらじゅうに張った巣をライディーンに逆利用されてしまい、
八方から打撃を受けてエリアルレイブ状態になったところを、ゴッドバードの二連コンボでついにトドメを刺され
アギャール将軍もろとも爆発四散しました。
ベロスタンはこの壮烈な戦いぶりを「名誉の戦死」と持ち上げてましたが、シャーキンは取り合いませんでした。
ライディーンを倒してこその名誉、というのがシャーキンの意見だったからです。
とはいえ、アギャールの懇願を容れてチャンスを与え、勝てば赦すとまで言ったのもシャーキンなのですが。
死そのものは恐れなかったアギャールを見て、何かを感じたのかもしれません。
◆余談
・このタランチュが有人扱いになるのはシナリオの都合上、後半からです。
前半において一度片目を潰されてるんですが、それが操縦席と同じ右目だったのが少々ややこしいポイント。
上に書いた通り、このせいで「操縦席はもともと無かったんだけど、再生の過程で追加された」のか
「実は前半も誰かが乗ってたんだけど、右目をやられた時点で死んだのでアギャールが乗った」のかわかりません。
いずれにせよ、操縦者がいなくても動くことに代わりはなさそうですが。
・スパロボにアギャールが出ること自体がほとんど無いので、その最期をともにしたこいつも出番がありません。
ただ、実際に登場した場合はボスユニットとして強めの扱いを貰える可能性はあります。武器も多彩でハデですし。
あとで量産されそーですが、その場合でも他の化石獣よりは一段強いかもしれません。
もろもろ無視されて、フツーの雑魚としてしか登場しない(しかもアギャールがいない)ケースもあり得ますが……
◆概要
「毒蜘蛛タランチュラから蘇りし化石獣」と呼ばれています。誕生場面は無し。
タランチュラという蜘蛛は伝説の中に語られる存在なので、我々の認識以上にオカルトっぽいのかもしれません。
その戦闘力も化石獣としては高く、原子力空母もあっさりと破壊してしまうほど。
前話に続き、アギャール将軍が直接乗り込んで操った化石獣でもあります。
ただし前回のゴーレモンとは違い、アギャールが乗り組んでいなくても自律でライディーンと戦う場面がありました。
操縦席があるはずの右目を潰されて一度撤退してるので、誰かが乗っててもそれで死んだ可能性もありますが。
アギャール最後の戦いを飾る役割を果たした化石獣でもあるのですけど、上記の通り26話において復活しました。
ただしジャガー同様、中の人はいません。
◆戦力・能力
・糸
クモの化石獣らしく、口からタランチュロープとも言われる糸を吐き出すことができます。
標的を絡め取って動きを封じるのが主な役割ですが、糸そのものが恐ろしく鋭利。
太さも一抱え以上はあり、戦闘機くらいは触れただけで真っ二つにされてしまいます。
・鉄条糸
尻から繰り出すもうひとつの糸。長く伸ばした上で自ら動き回り、敵を縛りつけます。
蜘蛛型の怪獣は佃煮にするほどおりますが、明確に2種類の糸を持っているものは少ないんじゃないでしょうか。
トゲだらけなので拘束と同時にダメージも与えられそうですが、ライディーンにあまり痛手はありませんでした。
太さも口から吐くものの優に10倍はあり、ライディーンも脱出にやや苦慮しています。
直径と頑丈さを活かし、鞭のように使うこともできるようです。
・ミサイル
腹の長方形型ハッチが開き、中から出現するミサイルです。サブウェポン程度の扱い。
・カマ
両腕と呼べるくらいに発達した第一脚は鋭利なカマで、接近戦でのメインウェポンとなります。
一撃で原子力空母を二枚におろし、ライディーンの装甲にも食い込むほどの威力があります。
効果音からすると、ぶつける角度を調整して鈍器のように使うことも多いようです。
肩のカマは射出可能で、こちらもかなりの破壊力ですが一発こっきりの模様。
他の脚も相当に鋭く、ライディーンを羽交い締めにしたときは腹の装甲に食い込むカットがありました。
・光線
胸部から放出する武器です。アギャール曰く「必殺・タランチュ光線」。
一撃で護衛艦を完全破壊するパワーを誇りますが、ゴッドブロックには防がれてしまっていました。
後半においてもゴッドアルファで相殺されていて、ハデな割には案外あまり役に立ってません。
・電撃
大量の糸で標的の動きを封じ込め、そのまま全身から電撃を放って攻め立てるコンボ技です。
ショックを与えるに留まらずライディーンの命令伝達系統を加熱させ、洸の手を火傷させていました。
描写から見るかぎり、長く受け続けていればライディーンとてバラバラにされてしまっていたかもしれません。
捕まると抜け出すのは困難ですが、あくまでもタランチュの腕力で糸を引っ張っているため、虚を衝かれると
一瞬バランスが崩れてしまうのが弱点といえます。
多彩な技を持つタランチュですが、これが恐らく最大威力でしょう。タイトルにも採用されましたし。
◆劇中での扱いなど
本編冒頭、原子力空母と護衛艦二隻を苦もなく轟沈せしめて戦闘力をアピール。
その後、最後のチャンスを与えられたアギャール将軍に従って行動しています。
作戦通り、処刑を逃れてきたアギャールの追っ手という設定でガンテと共に出現、ライディーンと一戦交えました。
ここでの戦いは狂言なので、右目を潰されたのもあり一時撤退。
アギャールが洸を懐へ誘い込むにあたり、万が一に備えて待機していました。
結果として洸には逃げられたものの、ブルーガーと荒磯を捕まえて人質とし、戦いを有利に運びます。
抵抗の鈍るライディーンを必殺の電撃に捉えて勝利を目前としますが、不意に身を屈めたライディーンに虚を衝かれ、
バランスを崩したところをゴッドアローに撃たれて脱出を許し、仲間も救出されるに至ってしまいます。
ゴッドゴーガンの矢は手足を封じられても、背中から射てるのです。しかもタランチュ側は避けようがありません。
以後も残る武器を使って執拗に食い下がるのですが、そこらじゅうに張った巣をライディーンに逆利用されてしまい、
八方から打撃を受けてエリアルレイブ状態になったところを、ゴッドバードの二連コンボでついにトドメを刺され
アギャール将軍もろとも爆発四散しました。
ベロスタンはこの壮烈な戦いぶりを「名誉の戦死」と持ち上げてましたが、シャーキンは取り合いませんでした。
ライディーンを倒してこその名誉、というのがシャーキンの意見だったからです。
とはいえ、アギャールの懇願を容れてチャンスを与え、勝てば赦すとまで言ったのもシャーキンなのですが。
死そのものは恐れなかったアギャールを見て、何かを感じたのかもしれません。
◆余談
・このタランチュが有人扱いになるのはシナリオの都合上、後半からです。
前半において一度片目を潰されてるんですが、それが操縦席と同じ右目だったのが少々ややこしいポイント。
上に書いた通り、このせいで「操縦席はもともと無かったんだけど、再生の過程で追加された」のか
「実は前半も誰かが乗ってたんだけど、右目をやられた時点で死んだのでアギャールが乗った」のかわかりません。
いずれにせよ、操縦者がいなくても動くことに代わりはなさそうですが。
・スパロボにアギャールが出ること自体がほとんど無いので、その最期をともにしたこいつも出番がありません。
ただ、実際に登場した場合はボスユニットとして強めの扱いを貰える可能性はあります。武器も多彩でハデですし。
あとで量産されそーですが、その場合でも他の化石獣よりは一段強いかもしれません。
もろもろ無視されて、フツーの雑魚としてしか登場しない(しかもアギャールがいない)ケースもあり得ますが……
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2010
2015-05-07 08:50
Comments (2)
この回は作画が良く、アギャールのみならず、キャラもみんな気合が伝わってきました。
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