【ぴく銀伝】動き【立場イベント01】

「最近ここらに極月盗賊団という輩がいるそうだね」
クククと嗤うように言う顔に傷のある雌狼は言う。
「ああそうらしいぜ、どうする姉貴」
雌狼より一、二回りほど大きい三本傷の狼は少し声を低くし
「頼むからこの前みたいな真似はしないでくれよ？俺がどれだけ焦ったことか…」
「悪かったね、大丈夫さこの前みたいなことにはならない、お前は数匹連れて様子を視に行ってくれ。
攻撃されたら全部じゃなくていい、潰してこい」
「よっしゃ来た！行ってくるぜ姉貴!!」
その言葉に喜びを覚えた狼は元気よく駆ける。すぐ様にその姿は小さくなり消えていく。
「さあて、私はどうしようかねェ…」
少しずつ歩き出すその背を見送るは数多の犬狼共だった。

姉弟のログインになります！
動かせるか不安ですが…。
姉は一匹フラフラと歩いてます。
弟は仲間数匹で偵察を命令されましたが本人偵察する気まったくありません。

志穂【illust/36032046】
夜洸【illust/36032210】