「メフィラスの罠!操られる心」前編
大変お待たせしました
メフィラス編の前編です
戦闘シーンの集中線をミスってしまい多少汚いですがご容赦下さい
大変お待たせしてしまった前編ですが、イベントの原稿の締め切りが近づいていてきたので後編は更に遅くなると思います
合間を見つけてまた進捗等を載せますのでご勘弁願えればと思います
では、あらすじです。
「メフィラスっ!地球の皆さんの洗脳を解きなさい!」
憤怒の表情をあらわにし言い放ったのは地球の守護神であるウルトラエルシャ
これまでも多くの宇宙人や怪獣を打ち倒し侵略者から恐れられている
しかしその言葉を受けた宇宙人「メフィラス星人」は何事でもないかの様に受け流す
「君の事は調べさせてもらった。成る程素晴らしい力だ。」
「その力の根元は地球人の願いだとか…では、もしその地球人が君を敵と認識した場合一体どうなってしまうのかな?」
「そんな事のために…許しません!」
右腕に「ゼロスラッシュ」を出現させメフィラス星人に攻撃を仕掛けるエルシャ
突進の勢いを乗せたままの袈裟斬り
しかし、避けられてしまう
ならばと左腕にもゼロスラッシュを出現させ猛攻を仕掛ける
が、やはりメフィラス星人は紙一重でそれら全てを避けていく
「ふむ、やはり想定通りスピードは落ちているな」
「では、力はどうか…」
「なっ!?」
エルシャの怪力は屈強な怪獣にも勝るとも劣らないものである
その怪力と勢いをのせたその腕を片手で止められてしまったのだ
「やはり軽い」
メフィラス星人はエルシャの腕を掴んだまま引き寄せ足払いをかけた
そして空いた腕を大きく振りかぶり鳩尾に相当するであろう場所に容赦のない一撃を見舞う
宙に浮かされた上腕を掴まれていたエルシャにこれを回避する術はなかった
その場にうずくまり動こうともしないエルシャ
「いつまでそうしている。バリアを張っていたことは分かっているぞ。」
「くっ…」
何事もなかったように立ち上がるエルシャ
その左手には確かにピンポイントバリアが展開されていた。
(エルシャ大丈夫なの!?)
意識下にいた楓が心配してくる。
(パワーもスピードも全く出ない…その上相手が想定以上に強く油断がない…)
(………楓一旦あなたの意識同調を切ります。もしもの場合には逃げてください。)
(…ちょっ、エルsy…)
「……行きます!」
猛然と駆け出したエルシャ
その右腕にはゼロスラッシュ
「はあああああぁぁぁぁぁぁっ!」
飛び上がったエルシャは助走の勢いと重力、そしてゼロスラッシュに更なるエネルギーを込めて降り下ろす。
ガッ
「なるほど、威力は十分かもしれん…しかし、速度の落ちた貴様の動きでは当てれんよ」
メフィラス星人はエルシャの顔面を掴みそのまま頭から地面へと叩きつけた
土煙が収まったそこにはピクリとも動かないエルシャが横たわっていた。
「ふむ、想定の範囲内でしかなかったな。では、地球人の洗脳の仕上げといこうか」
もう用はすんだとばかりにエルシャに背を向け去っていくメフィラス星人
ガラッ…
「むぅ…」
気配を感じ振り返ったメフィラス星人の目には気絶から覚めたエルシャが映っていた。
(ほぅ、あの状態であれだけの攻撃を受け立ち上がれるとは)
「うっ…エルシャ大丈夫?………エルシャ?」
「ふっ…フハハハハ!まさか!これは興味深いな!」
起き上がったエルシャの様子を見たメフィラス星人はさも愉快と言わんばかりに笑いだした。
「ウルトラエルシャ…いや、今の君は南郷楓君…だね?」
メフィラス編の前編です
戦闘シーンの集中線をミスってしまい多少汚いですがご容赦下さい
大変お待たせしてしまった前編ですが、イベントの原稿の締め切りが近づいていてきたので後編は更に遅くなると思います
合間を見つけてまた進捗等を載せますのでご勘弁願えればと思います
では、あらすじです。
「メフィラスっ!地球の皆さんの洗脳を解きなさい!」
憤怒の表情をあらわにし言い放ったのは地球の守護神であるウルトラエルシャ
これまでも多くの宇宙人や怪獣を打ち倒し侵略者から恐れられている
しかしその言葉を受けた宇宙人「メフィラス星人」は何事でもないかの様に受け流す
「君の事は調べさせてもらった。成る程素晴らしい力だ。」
「その力の根元は地球人の願いだとか…では、もしその地球人が君を敵と認識した場合一体どうなってしまうのかな?」
「そんな事のために…許しません!」
右腕に「ゼロスラッシュ」を出現させメフィラス星人に攻撃を仕掛けるエルシャ
突進の勢いを乗せたままの袈裟斬り
しかし、避けられてしまう
ならばと左腕にもゼロスラッシュを出現させ猛攻を仕掛ける
が、やはりメフィラス星人は紙一重でそれら全てを避けていく
「ふむ、やはり想定通りスピードは落ちているな」
「では、力はどうか…」
「なっ!?」
エルシャの怪力は屈強な怪獣にも勝るとも劣らないものである
その怪力と勢いをのせたその腕を片手で止められてしまったのだ
「やはり軽い」
メフィラス星人はエルシャの腕を掴んだまま引き寄せ足払いをかけた
そして空いた腕を大きく振りかぶり鳩尾に相当するであろう場所に容赦のない一撃を見舞う
宙に浮かされた上腕を掴まれていたエルシャにこれを回避する術はなかった
その場にうずくまり動こうともしないエルシャ
「いつまでそうしている。バリアを張っていたことは分かっているぞ。」
「くっ…」
何事もなかったように立ち上がるエルシャ
その左手には確かにピンポイントバリアが展開されていた。
(エルシャ大丈夫なの!?)
意識下にいた楓が心配してくる。
(パワーもスピードも全く出ない…その上相手が想定以上に強く油断がない…)
(………楓一旦あなたの意識同調を切ります。もしもの場合には逃げてください。)
(…ちょっ、エルsy…)
「……行きます!」
猛然と駆け出したエルシャ
その右腕にはゼロスラッシュ
「はあああああぁぁぁぁぁぁっ!」
飛び上がったエルシャは助走の勢いと重力、そしてゼロスラッシュに更なるエネルギーを込めて降り下ろす。
ガッ
「なるほど、威力は十分かもしれん…しかし、速度の落ちた貴様の動きでは当てれんよ」
メフィラス星人はエルシャの顔面を掴みそのまま頭から地面へと叩きつけた
土煙が収まったそこにはピクリとも動かないエルシャが横たわっていた。
「ふむ、想定の範囲内でしかなかったな。では、地球人の洗脳の仕上げといこうか」
もう用はすんだとばかりにエルシャに背を向け去っていくメフィラス星人
ガラッ…
「むぅ…」
気配を感じ振り返ったメフィラス星人の目には気絶から覚めたエルシャが映っていた。
(ほぅ、あの状態であれだけの攻撃を受け立ち上がれるとは)
「うっ…エルシャ大丈夫?………エルシャ?」
「ふっ…フハハハハ!まさか!これは興味深いな!」
起き上がったエルシャの様子を見たメフィラス星人はさも愉快と言わんばかりに笑いだした。
「ウルトラエルシャ…いや、今の君は南郷楓君…だね?」
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2015-06-07 23:31
Comments (5)
Pretty good action scenes. Looking forward to the next chapter.
エルシャもカッコいいし、メフィラスも強くて素敵です。台詞が今は亡き加藤精三氏で脳内再生されます!