ねこむすめ道草日記まとめ

いけ先生の漫画「ねこむすめ道草日記」1巻をざっとまとめると、こんな感じ。
この作品は、初めて単行本を読んだ時（2009年頃だったと思う）に、あんまり面白かったのでファンレターを出した。以前にも好きな漫画は沢山あったが、ファンレターを出したのは、これが人生で初めてだった。すると、夏に編集部経由で暑中見舞いのハガキが来た。プリント等ではなく、直筆である。とても嬉しくて、テンションが５アンペアほど跳ね上がった。ボルトではない。アンペアである。その後、掲載誌が休刊したことを聞いた時は、燃焼を終えた後のマグネシウムみたいに落ち込んだ。後に復刊と連載復活の話を聞いた時は、表面を電解処理したチタン合金みたいに目が輝いた。そうやって日々、作品の内容と掲載状況との両側面で一喜一憂した。それだけハマった作品である。さすがに現在では、私も多少は成長したのか、以前ほど感情の起伏は激しくなく、落ち着いて（？）読んでいる。単行本が出るたびに嬉しくなるのは、変わらないままだけど。