【オリトラ】ナーイェの3 ♪大地を跳んで、きつく一発
放射能を帯びた怪獣「ピルブロス」があらわれた。
ナーイェに変身し迎え撃つ成豊。しかしピルブロスは背中に硬い甲を持つ上にその表面にバリアを張って防御力を上乗せし、さらに球状に丸まることで必殺技ナーイェッジスラストの衝撃さえいなしてしまう難敵だった。
決定的な打撃を与えられないものの辛くもピルブロスを追い払った成豊/ナーイェだったが、防衛隊MATチームの分析により、ピルブロスはウランを食べ、付近の原子力発電所を襲おうとしていた可能性があると推測された。次にあらわれた時も倒しきれないままでは発電所を守り通せるとは限らない。また、ウランを食べる怪獣を野放しにしていては、その行動に伴って放射線での汚染が際限なく拡がっていってしまう。
ピルブロスを倒す策はある。
いかに強固な甲で攻撃を受け止められようと、その甲を支えきれなくなるほどの負荷を加えればよい。また、先の戦いで、ピルブロスは背中の甲ゆえに上方への急な動きに対して反応が遅れるという弱点があることが判っていた。ならば軽快なスマートフォルムで高く跳びあがり、空中で最大にまで体質量を増加させ、敵めがけて落下し押し潰すという新技でならピルブロスを撃退できるだろう。名付けて「ペリニウムスマッシュ」。
しかし元々質量のある体に不慣れなナーイェ自身はもちろん、成豊もまだ変身した状態での身のこなしは完全ではない。ましてや跳躍中にすばやく体型変化を行うとなると二人の呼吸を確実にそろえねばならない。先の戦いでの消耗が癒しきれていない体を押し、成豊とナーイェは特訓に励んだ。
ピルブロス再襲来。
変身して立ち向かう成豊だが、度々己の邪魔をするナーイェに苛立ったのか、ピルブロスはより荒々しく攻めてくる。成豊は慎重に機を窺い、ついにナーイェの巨躯が宙に舞った……
(帰ってきたウルトラマン第四話「必殺!流星キック」より翻案。)
ナーイェに変身し迎え撃つ成豊。しかしピルブロスは背中に硬い甲を持つ上にその表面にバリアを張って防御力を上乗せし、さらに球状に丸まることで必殺技ナーイェッジスラストの衝撃さえいなしてしまう難敵だった。
決定的な打撃を与えられないものの辛くもピルブロスを追い払った成豊/ナーイェだったが、防衛隊MATチームの分析により、ピルブロスはウランを食べ、付近の原子力発電所を襲おうとしていた可能性があると推測された。次にあらわれた時も倒しきれないままでは発電所を守り通せるとは限らない。また、ウランを食べる怪獣を野放しにしていては、その行動に伴って放射線での汚染が際限なく拡がっていってしまう。
ピルブロスを倒す策はある。
いかに強固な甲で攻撃を受け止められようと、その甲を支えきれなくなるほどの負荷を加えればよい。また、先の戦いで、ピルブロスは背中の甲ゆえに上方への急な動きに対して反応が遅れるという弱点があることが判っていた。ならば軽快なスマートフォルムで高く跳びあがり、空中で最大にまで体質量を増加させ、敵めがけて落下し押し潰すという新技でならピルブロスを撃退できるだろう。名付けて「ペリニウムスマッシュ」。
しかし元々質量のある体に不慣れなナーイェ自身はもちろん、成豊もまだ変身した状態での身のこなしは完全ではない。ましてや跳躍中にすばやく体型変化を行うとなると二人の呼吸を確実にそろえねばならない。先の戦いでの消耗が癒しきれていない体を押し、成豊とナーイェは特訓に励んだ。
ピルブロス再襲来。
変身して立ち向かう成豊だが、度々己の邪魔をするナーイェに苛立ったのか、ピルブロスはより荒々しく攻めてくる。成豊は慎重に機を窺い、ついにナーイェの巨躯が宙に舞った……
(帰ってきたウルトラマン第四話「必殺!流星キック」より翻案。)
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2015-06-20 19:01
Comments (3)
MATはモンスターアタックチームの略だから、MATチームではチームを2回言っていることになります
View Repliesナーイェ、1ページめの姿が機敏なスマートフォルム、2ページめがペリニウムスマッシュ専用形態であるスマッシュフォルムです。絵としてはイメージ優先で描いてますが、スマートフォルムは着ぐるみ、スマッシュフォルムはゴム製の人形を用いて撮影するという設定です。