罰ゲーム
ドアを開けて室内に入ると、いささか奇妙な光景が目に入った。
「…花京院…何やってるんだ」思わず呆れた声をかけてしまう。
「ああ。承太郎…まぁ、ちょっとね」花京院が苦笑で応える。なにせ
膝の上にイギーを乗せてその短い毛並みをブラッシングして
やっているのだ。
「ガウウウウウ(おい、しゃべってんじゃあねーぜ)」
「はいはい。そう唸るな」止めていた手を再び動かす花京院。やわらかい
獣毛ブラシがさわさわと毛並みを撫でる。
「いったいどういう風の吹き回しだ?」
「ああ…イギーと対戦してね…ぼくが負けてしまって。イギーが勝者の
特権とばかりにぼくの前髪にガムをくっつけようとしたから、
必死に交渉してね。一日三回のブラッシングと耳の後ろと喉の下を
掻いてやることで髪へのガムは勘弁してもらった」今度は手を止めずに
花京院が説明してくれた。ブラッシングは終わって、その繊細な手指が
イギーの喉と耳の後ろを程よく掻くと、心底心地よさそうな声を上げる。
「アギィ…」イギーのだらしない顔を見ながら、承太郎が再び呆れた声を。
「…やれやれだぜ」
みたいな話が見たい。
疑問:投稿時に作品属性って欄があるけど「未成年」「ケモノ」は該当するん?w
「…花京院…何やってるんだ」思わず呆れた声をかけてしまう。
「ああ。承太郎…まぁ、ちょっとね」花京院が苦笑で応える。なにせ
膝の上にイギーを乗せてその短い毛並みをブラッシングして
やっているのだ。
「ガウウウウウ(おい、しゃべってんじゃあねーぜ)」
「はいはい。そう唸るな」止めていた手を再び動かす花京院。やわらかい
獣毛ブラシがさわさわと毛並みを撫でる。
「いったいどういう風の吹き回しだ?」
「ああ…イギーと対戦してね…ぼくが負けてしまって。イギーが勝者の
特権とばかりにぼくの前髪にガムをくっつけようとしたから、
必死に交渉してね。一日三回のブラッシングと耳の後ろと喉の下を
掻いてやることで髪へのガムは勘弁してもらった」今度は手を止めずに
花京院が説明してくれた。ブラッシングは終わって、その繊細な手指が
イギーの喉と耳の後ろを程よく掻くと、心底心地よさそうな声を上げる。
「アギィ…」イギーのだらしない顔を見ながら、承太郎が再び呆れた声を。
「…やれやれだぜ」
みたいな話が見たい。
疑問:投稿時に作品属性って欄があるけど「未成年」「ケモノ」は該当するん?w
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2015-07-18 17:09
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