陸奥安

割とはじめから本丸に居た二人で、最初こそ安定は獣のような眼光で陸奥守を見ていて、陸奥守の方も、新撰組の刀は考えの古い輩だと、少し突き放して見ていたのに対して、出陣や内番を何度も繰り返すうちに少しずつ心を開いていって、仲の良い友人のように接するようになって、なんとなく心の距離は開いたままだけど、どこか相手を心の底から信用したい気持ちもあって、矛盾した気持ちと、元持ち主の最期を思い出すことで、どうしていいのかわからなくなる陸奥と安定が見たいんです。
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2015-08-19 03:40

 サト


Comments (1)

樹乃原 涼 2016-10-22 20:17

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