四ツ割
ナギサの勉強の特訓に付き合ったミズキは、思いもよらぬナギサの過去を知ることになる
腹違いの兄による虐待、そして自分は霧羽家のために飼われている存在なのだと・・
ナギサ「どうした?まさか、このくらいで同情してるんじゃないだろ?こんなことくらいは序の口だぞ?兄さんには筆舌に尽くしがたい程の目にあわされたが、いいことも教えてもらった、『この世で人を支配したいなら力を手に入れろ』とな、そしてそのためには『手段を選ぶな』と 俺はそれで少しはこの世で生きることが楽しくなったよ・・」
ミズキ「べ、別に同情なんてしてないわよ!!私はクラスメートのためにするだけなんだからね!!それ、特上の五十年物の紀州梅だから特別酸っぱいわよ!!目が覚めたら、量子力学(りょうしりきがく)の特訓の続きをするんだからねー!!」
ツバサ「よく聞き取れないけど、ナギサのやつミズキを泣かせるなんてやるじゃない、思ったよりも女ゴロシねー!!」
サクゴ「お、重いっす・・そろそろ、限界っすよ!!」
ツバサ「んもー!!だらしないわね、こんなことじゃいい情報は集められないわよ!!今日のところは撤収ね、また後日」
一方、カイトもナギサの過去を知ったが、それでもA-TECをつぶそうとするナギサは敵に違いなかった
それでもカイトの心情は微妙に揺れてるようだ、上司でもあり、教え子でもあるナギサに
カイトはどうすべきだろうか・・・
それを聞いていた少年がいた
「参っちまうね、どうもそいつの過去を知るたびに、そいつに情が移っちまう・・・だが、それでも俺は描かねえわけにはいかねえな さすがに、手が回らなくなってきた感は否めねえがな」
「世界が広まるたびに、またわしらの負担も増える・・・いつものことですな、もう慣れましたが・・飲まねえんですかい?」
「飲めねえことはねえが、この姿で飲むのはまずいだろう」
「わしも飲めませんぜ」
「そうだったっけな?・・・まあいい、お姉さん あっちのお兄さんにあげてちょうだい」
ナギサの過去
父親の愛人の子として霧羽家に迎えられたナギサに待っていたのは
腹違いの兄による虐待だった
「お前のような雑菌が霧羽家に入ってくるなんてことがそもそもの間違いなんだ!いいか、ここでは俺が絶対だ、俺の返事には『はい』で素直に従うことだ!!わかったか!?」
ナギサは精一杯の反抗を態度で示した
「どうやら自分の立場がわかってないようだなぁー!ワンちゃん、犬は犬らしく人間様の残飯でも食べるんだ!!俺の格別の恩情で高級ドックフードも混ぜてやったぞ、さあ ありがたく食べろよ!!残したら、背中に俺の名前を刻んでやるからなー!?」
アンケート:これは『八つ裂』きです
君たちの中にも、聞いたことのある人は多いだろう?
人間の体は案外丈夫だから、ホントは切り込みを入れていたんだ
ユウジ「ば、馬鹿な真似はやめろー!!か、金なら出す!!金なら出すから!!」
ナギサ「気持ちの悪い見世物は嫌いだ、その辺にしといてやれ お前たちも飲め」
四人の渚「やっほーい!!」
カイト「コラアアアアー!!お前ら未成年だろうがー!!それだけは許さん!!!」
ミズキ「拷問処刑はいいの?」
イリス「私も見てみたい・・・」
ナギサの本当の居場所は・・・あそこしかないだろうな
腹違いの兄による虐待、そして自分は霧羽家のために飼われている存在なのだと・・
ナギサ「どうした?まさか、このくらいで同情してるんじゃないだろ?こんなことくらいは序の口だぞ?兄さんには筆舌に尽くしがたい程の目にあわされたが、いいことも教えてもらった、『この世で人を支配したいなら力を手に入れろ』とな、そしてそのためには『手段を選ぶな』と 俺はそれで少しはこの世で生きることが楽しくなったよ・・」
ミズキ「べ、別に同情なんてしてないわよ!!私はクラスメートのためにするだけなんだからね!!それ、特上の五十年物の紀州梅だから特別酸っぱいわよ!!目が覚めたら、量子力学(りょうしりきがく)の特訓の続きをするんだからねー!!」
ツバサ「よく聞き取れないけど、ナギサのやつミズキを泣かせるなんてやるじゃない、思ったよりも女ゴロシねー!!」
サクゴ「お、重いっす・・そろそろ、限界っすよ!!」
ツバサ「んもー!!だらしないわね、こんなことじゃいい情報は集められないわよ!!今日のところは撤収ね、また後日」
一方、カイトもナギサの過去を知ったが、それでもA-TECをつぶそうとするナギサは敵に違いなかった
それでもカイトの心情は微妙に揺れてるようだ、上司でもあり、教え子でもあるナギサに
カイトはどうすべきだろうか・・・
それを聞いていた少年がいた
「参っちまうね、どうもそいつの過去を知るたびに、そいつに情が移っちまう・・・だが、それでも俺は描かねえわけにはいかねえな さすがに、手が回らなくなってきた感は否めねえがな」
「世界が広まるたびに、またわしらの負担も増える・・・いつものことですな、もう慣れましたが・・飲まねえんですかい?」
「飲めねえことはねえが、この姿で飲むのはまずいだろう」
「わしも飲めませんぜ」
「そうだったっけな?・・・まあいい、お姉さん あっちのお兄さんにあげてちょうだい」
ナギサの過去
父親の愛人の子として霧羽家に迎えられたナギサに待っていたのは
腹違いの兄による虐待だった
「お前のような雑菌が霧羽家に入ってくるなんてことがそもそもの間違いなんだ!いいか、ここでは俺が絶対だ、俺の返事には『はい』で素直に従うことだ!!わかったか!?」
ナギサは精一杯の反抗を態度で示した
「どうやら自分の立場がわかってないようだなぁー!ワンちゃん、犬は犬らしく人間様の残飯でも食べるんだ!!俺の格別の恩情で高級ドックフードも混ぜてやったぞ、さあ ありがたく食べろよ!!残したら、背中に俺の名前を刻んでやるからなー!?」
アンケート:これは『八つ裂』きです
君たちの中にも、聞いたことのある人は多いだろう?
人間の体は案外丈夫だから、ホントは切り込みを入れていたんだ
ユウジ「ば、馬鹿な真似はやめろー!!か、金なら出す!!金なら出すから!!」
ナギサ「気持ちの悪い見世物は嫌いだ、その辺にしといてやれ お前たちも飲め」
四人の渚「やっほーい!!」
カイト「コラアアアアー!!お前ら未成年だろうがー!!それだけは許さん!!!」
ミズキ「拷問処刑はいいの?」
イリス「私も見てみたい・・・」
ナギサの本当の居場所は・・・あそこしかないだろうな
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2015-09-04 22:23
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