【LastHorizon】「な、何か言ってよ、加藤くん……」

　色々がんばった倉橋朱音。
十年以上の付き合いがありながら、未だに友人関係から抜け出せずに悩んでいた彼女に、ある日助手が言った。
「オレが思うに、所長って見た目が見た目だから、大人として相手されないんじゃないですかね」
そして、助手をボコボコにした後、彼女は彼の意見を取り入れたのである。

なお、がんばった彼女に対して当の相手がこぼした言葉がこれである。
「そんな服、どこで売っているんだ？」

LastHorizonあらすじ：
　加藤キンジロウは記憶喪失である。
十二年前のある日突然、加藤は自分を自覚した。彼には普通に家族や親戚も居たが、彼にとっては見知らぬ他人だった。同様に、彼には友人たちも居た。だから、彼は苦悩した。その周囲との温度差に、何度も泣いた。

――『キンジロウ、自分のことはこれから知っていけばいいんだ』

　そう言った『父』が死んで、十二年後。加藤は半漁人に襲われ、末松島という南の島にたどり着く。そこで加藤は、運命の少女と出会い、自らの正体について知っていくことになる。

※）本編には選択ノベル版と小説版（FofSunriseのみ）があります。

・小説版FofSunrise：https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5266359

選択ノベル版本編については、
・あらすじ：https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=4857289
・プロローグ：https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=4886250

すでにaFlashofSunriseルートを読了済みの方は、
・真プロローグ：https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5167145
へどうぞ。