丸のイメージ強いけど…

以前どこかで話しましたがうちの母はスカイライン大好き人間。ところが「丸テール原理主義者」的なところがあって新型スカイラインのCMを見るたびに「テールが丸くないのはスカイラインじゃない、スカイラインはやっぱり丸いテールライトじゃないとダメ。ついでに2ドアが一番。」なんて言う訳です。
あまりに毎回言うので「じゃあそんなに言うならどの型のスカイラインが一番好きなんよ？」と尋ねてみると、返ってきた答えは…

「ハ　コ　ス　カ　！」　　　　　　　　　　…お後が宜しいようで…？

■…いや、丸テール党の方を揶揄するつもりは無いんですがあまりに落語みたいに綺麗にオチてたのでついネタに…(苦笑
という訳で6気筒モデルも角テールになる箱スカでした。…コレはショートノーズですが(汗　ショートノーズのHTとか変態物件過ぎる…
ちなみに一口で角テールだけといっても年式やグレードで形が違って結構種類があるようです。小さい四角六灯だったり長方形二灯だったり正方形四灯だったり。セダンの方はショートとGTで差があったようですが2ドアHTは基本的に同じものを使ってたようです。グリルもまた然り。

■ちなみにスカイライン丸テール初採用はプリンス時代の2代目・S50系。当初は6気筒GTの設定は無かったので1500が初めてでした。4ドアで丸テールを持つ4気筒ってコレとR32のGXi位…？
その後プリンスと日産が合併した辺りのマイナーチェンジでショートノーズ車は角テールへ変更され、3代目・箱スカへモデルチェンジした際に前述の通り角テールのみに。
次の4代目･ケンメリになって晴れて丸テールが復活。コレ以降丸テールはGT系の代名詞になるのですが、この時はセダンのショートノーズのみ独特の台形12灯テールとなり、GT系だけでなくショートのHTにも丸テールが奢られています。4気筒でも2ドアHTは特別と言った所なのでしょうか。
そして5代目・ジャパンでは4気筒車（TI）は2ドアも4ドアも一律角テール装備となりました。その後R31までは普及版4気筒車＝角テール（ちなみにR30から2ドアのTIは設定されなくなった模様。また同じ4気筒でもFJエンジン搭載の「RS」は丸テールでした。）でしたが8代目・超感覚スカイライン…もといR32で4気筒車が「GXi」1グレードのみになると作り分けるメリットが無い為か角テールが消滅。車体が3ナンバー化したR33からは遂に4気筒車が消えてしまいました。グレードも全車GT系に。

…何のかんの言ってテールライトだけでここまで書ける車ってそうそうないよなぁ…と。