【PFT】ベルナ・アーシェス

「魔法はそこそこできるよ。ま、ほかの人よりもちょっと長く学んでしまっただけなのだけどね。」

アラチャスカ【 illust/49663295 】の手を借りて世界を旅する魔獣の子供。

とある種族にあって、さまざまな世界で前触れもなく誕生する同属の魔獣を探し出し、管理する役目を持っており、現在続けている旅はそれらの任務を果たすためのもの。

非常に長命な種族であるため、子供の姿ではあるものの既に長い年月を生きており、言葉遣いの端々でそれらを感じられることがある。

元が魔獣のため驚くべき身体能力を持ち、また、魔法に関しても人間の魔術師では考えられない程に長く学んでしまったため、さまざまな系統のものを高いレベルで習得している。
現在【真理】到達している魔法は２系統。そのうちひとつは既に絶えてしまった古代の魔法の一種。
その他、レベルにそれぞれのばらつきはあるものの、使用できる魔法は数十系統に及び、そのうちの十系統ほどは既に絶えてしまったとされているもの。

基本的に任務以外では自由を好み、その行動は時に「糸の切れた凧」と揶揄される。
ギルドにやってきてまだ日は浅く、顔と名前がまだ覚え切れてないレベルだが本当に「世界を巡るために手助けしてもらっている」程度の、居候に近い存在であり、当然ながらギルド内での存在感は薄い。その上よく留守にしてるし、たまたま尋ねて行った先のギルドで戦闘が勃発すると、なし崩し的に巻き込まれて「行った先のギルド」の為に働いていたりすることがある。
だからまれに「お前はどっちの味方なんだよ！」な状況になることもある。

基本的に温和で見た目相応の子供を装っていることが多いが、意識的なのか無意識なのか、時折ものすごい毒舌をやんわりと放つことがある。
またとても気まぐれで時折弟子を取り、技術を手ほどきしたりする。
魔女の村から来た少年【 illust/52205662 】と、ネヴァン【 illust/52205824 】はベルナの弟子にあたり、それぞれに魔法と体術を与えた。

彼らのような弟子はさまざまな世界に点在し「魔獣の仔」と呼ばれることもある。
その特徴として、彼が耳につけているような金色の耳飾をしていることが多い。

種族信仰を持ってはいるが、そもそも大元が自然信仰のため、他の信仰や宗教への対抗心はほとんどない。
カルト教団に関しても「信じる者が幸せを感じているならいいんじゃないかな。」というのが彼のスタンスだが、その信仰心を戦争や犯罪の道具にする行為にはあからさまに態度を変える。

ちなみに彼自身は【グリエッタの魔女】につながりはなく無関係。
しかし個人的に【裏切りの魔女】数名と関わりを持っている。
リーシャ・ラング【 illust/49708911 】もそのひとり。

一人称：ぼく、ベルナ
二人称：あなた