朱門 幻想
自分にとって門越しに覗く風景は常に新鮮でドキドキわくわくした感じがある。それは門の向こうに未来を覗き見るような感じがあるのかもしれないし映画館のスクリーンのような役目を果たしているのかもしれない。
大劇場の赤いスクリーンの枠だ。
それにこの巨大な朱色の門がギーッと音を立てて重おもしく開閉する様を想像するのも悪くない。
そう、重おもしく勿体ぶって開いていくのが良い。
『朱門 幻想』・・・・・・・・・・・。
大劇場の赤いスクリーンの枠だ。
それにこの巨大な朱色の門がギーッと音を立てて重おもしく開閉する様を想像するのも悪くない。
そう、重おもしく勿体ぶって開いていくのが良い。
『朱門 幻想』・・・・・・・・・・・。
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2015-10-20 12:03
Comments (18)
門や橋、屋内なら敷居は「あちらとこちら」を隔てる意味があると聞きます。だからこそ、お寺の山門では仁王さんが守護しているのでしょうね。そして門で隔てると言うと、諸星大二郎の「妖怪ハンターシリーズ」で描かれる"常世の門"を連想してしまう私です。
View Replies地元の氷川神社の朱門がまさにこんな感じです。時空を超えた超越的な力がみなぎっているのを感じます。門の向こうに行って参拝して戻ってくると心身が浄化される気がします。正しい未来へと導く浄めです。絵の力に触発されて行きたくなりました。
View Repliesたしかに、どこでもドアじゃないけど、門の向こう、ドアの向こうには...って想像を掻き立てられてしまう面白さ、魅力がありますよね。逆を言えば、そういう事を考えられる好奇心や想像力があるかないか、が試されてるような気が。
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