遅ればせながらGrigor7感想

いや～…凄いわと放心することしばしばでした。己の頭の固さを思い知らされるのには慣れたつもりが、｢グリゴリ７｣では出版社と紙媒体の制約がなくなって枷を外し…というかまだ外せる枷があったのかとガーンと衝撃で、笑撃で、とんでもなく面白かったです。あれでもブレーキをかけていたそうなので次巻を戦々恐々としながら待望しています。
”この物語を描き留めなければ”という使命めいた気迫の伝わる、でも肩肘を張らない自由な表現と、白黒のコントラストでキラキラした画面が相まってセンス・オブ・ワンダーの醍醐味を堪能できました。カラーページや巻末オマケ、闇の三匹のTo Be Continued（誤綴りはｷﾆｼﾅｲ）まで電子書籍ならではの盛り沢山な内容の間違いなく一番いいシャダイです。布教するぞ…布教するぞ…