【愛】
本 名:ラブ=トワイライト
本 職:闘士
種 族:真人類
人間族
新人種
性格等:一途で周りが見えなくなりやすい。
~ストーリー~
『愛貫くために人は戦わなければならない。』を座右の銘に彼女は今日もリングに上がる。 旧ミネルヴァ王国の統合戦争により孤児になってしまった少女。両親を捜し戦場をさまよっているところを【組】に拾われ育てられた。育ての親の影響か、彼女も闘士となることを決めた。 だが、闘いのセンスが極めて低く、鍛錬は困難を極めた。それでも育ての親であり師の【組】の愛にこたえるためにと頑張った。ある日近くの山で走り込みを行っていると大きな音がなった。彼女は驚き見上げると大きな岩が転がり落ちてきた。突然のことで体が動かず、彼女は逃げずに目を瞑り身をすくめてしまった。バキャ!頭に何かが当たる感覚と共に何かが割れる音がした。彼女は恐る恐る目を開けると、彼女めがけて落ちてきたであろう岩が彼女を中心に真っ二つに割れていた。 その時は何が起こったのかわからなかったが、後日その理由がわかった。 近所の公園で休憩中蹴球で遊んでいた子供が蹴った球が誤って彼女の頭に直撃した。しかし、彼女は何かが当たった感覚があったものの、逆に球が何かとてつもないものにあたったかのように破裂してしまったのだ。 この2件を師である【組】に話すと、突然近くにあったパイプ椅子で彼女を殴った。するとパイプ椅子の半分がへし折れはじけ飛んでしまった。 翌日初めての実戦が行われた。彼女の相手は拳闘士だった。「とりあえず突き飛ばしてきなさい。」と言う師のアドバイス通りゴングと共に相手に向かって突っ込んだ。相手は何考えてるんだと言わんばかりに彼女の顔や腹部を殴るが、苦痛に顔を歪めたのは相手の方だった。何が起こったのかわからず痛みで動きが止まった相手を彼女が突き飛ばした。彼女に特別力があるわけだはなかったが、相手はリングロープを引きちぎり場外へと吹っ飛んで行った。 何があったかわからずきょとんとする彼女に師が笑いながら言った。「今日からあなたの二つ名は『愛の重戦車』だ。」
ある日、彼女は【組】に連れられてある地下格闘技場に向かった。今まで見たこともない数の人と熱気、歓声。彼女の気分もつられて高揚しているのを感じた。 闘技場のメインリングでは闘技場の覇者『常勝の戦乙女』と呼ばれる女性と飛び入り参加の拳闘士の男性が戦っていた。 女性の方はとても素早い蹴りに殴りを繰り出していた。対する男性はその女性の攻撃をその両手ですべてをいなし、防いでいた。 見れば見るほど、彼女は2人の戦いに魅せられた。「よく見ておきなさい。あのすまし顔の動き。」【組】に言われ男性の方を見た。とても素早く動いていたが、違和感に気が付いた。その男性は女性の攻撃がある一定距離に来るまで反応していなかったのだ。不思議に思って【組】に尋ねるとその男性は盲目であることを伝えられた。目が見えないのにこんなにすごいんだ。彼女はそう思うと同時に、その男性にある感情を抱いた。 「彼と戦いたいのなら、もっと強くなりなさい。」 師の言葉を胸に彼女は今まで以上に鍛錬に励んだ。 彼女の胸に宿った気持ちを彼に伝えるために。
「どーん!」
本 職:闘士
種 族:真人類
人間族
新人種
性格等:一途で周りが見えなくなりやすい。
~ストーリー~
『愛貫くために人は戦わなければならない。』を座右の銘に彼女は今日もリングに上がる。 旧ミネルヴァ王国の統合戦争により孤児になってしまった少女。両親を捜し戦場をさまよっているところを【組】に拾われ育てられた。育ての親の影響か、彼女も闘士となることを決めた。 だが、闘いのセンスが極めて低く、鍛錬は困難を極めた。それでも育ての親であり師の【組】の愛にこたえるためにと頑張った。ある日近くの山で走り込みを行っていると大きな音がなった。彼女は驚き見上げると大きな岩が転がり落ちてきた。突然のことで体が動かず、彼女は逃げずに目を瞑り身をすくめてしまった。バキャ!頭に何かが当たる感覚と共に何かが割れる音がした。彼女は恐る恐る目を開けると、彼女めがけて落ちてきたであろう岩が彼女を中心に真っ二つに割れていた。 その時は何が起こったのかわからなかったが、後日その理由がわかった。 近所の公園で休憩中蹴球で遊んでいた子供が蹴った球が誤って彼女の頭に直撃した。しかし、彼女は何かが当たった感覚があったものの、逆に球が何かとてつもないものにあたったかのように破裂してしまったのだ。 この2件を師である【組】に話すと、突然近くにあったパイプ椅子で彼女を殴った。するとパイプ椅子の半分がへし折れはじけ飛んでしまった。 翌日初めての実戦が行われた。彼女の相手は拳闘士だった。「とりあえず突き飛ばしてきなさい。」と言う師のアドバイス通りゴングと共に相手に向かって突っ込んだ。相手は何考えてるんだと言わんばかりに彼女の顔や腹部を殴るが、苦痛に顔を歪めたのは相手の方だった。何が起こったのかわからず痛みで動きが止まった相手を彼女が突き飛ばした。彼女に特別力があるわけだはなかったが、相手はリングロープを引きちぎり場外へと吹っ飛んで行った。 何があったかわからずきょとんとする彼女に師が笑いながら言った。「今日からあなたの二つ名は『愛の重戦車』だ。」
ある日、彼女は【組】に連れられてある地下格闘技場に向かった。今まで見たこともない数の人と熱気、歓声。彼女の気分もつられて高揚しているのを感じた。 闘技場のメインリングでは闘技場の覇者『常勝の戦乙女』と呼ばれる女性と飛び入り参加の拳闘士の男性が戦っていた。 女性の方はとても素早い蹴りに殴りを繰り出していた。対する男性はその女性の攻撃をその両手ですべてをいなし、防いでいた。 見れば見るほど、彼女は2人の戦いに魅せられた。「よく見ておきなさい。あのすまし顔の動き。」【組】に言われ男性の方を見た。とても素早く動いていたが、違和感に気が付いた。その男性は女性の攻撃がある一定距離に来るまで反応していなかったのだ。不思議に思って【組】に尋ねるとその男性は盲目であることを伝えられた。目が見えないのにこんなにすごいんだ。彼女はそう思うと同時に、その男性にある感情を抱いた。 「彼と戦いたいのなら、もっと強くなりなさい。」 師の言葉を胸に彼女は今まで以上に鍛錬に励んだ。 彼女の胸に宿った気持ちを彼に伝えるために。
「どーん!」
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2015-11-27 01:45
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