【仁本物語弐】紅鏡胤檜尾幻氷華祈羽【第四世代】
こちらの素敵企画【illust/52333018】に引き続き参加させていただきます。
本名は、紅鏡胤檜尾幻氷華祈羽(こうきょういんひのおげんひょうかきはね)
普段使用する名は、樋尾祈羽(ひお きはね)
種族❀花鬼の半妖(人間/花鬼/蜃/福の神/雪女)
年齢❀見た目は14歳
身長❀160センチ(ブーツ込みでは167くらい)
一人称❀僕
二人称❀君、敬称は時と場合・相手によって様々
「(確かに最近は幸福運び屋さんなんていわれるけどちょっと変わったただの郵便屋さんだよ)」
「(花鬼はみんな愛する人に笑顔の花を咲かせてもらって散ったから、僕も笑顔で散りたいなってね)」
(あれ、可笑しいな…痛い…苦しい寂しい怖い……この感情は…、これは…君が――?)
❀【詳細】
過去の花鬼とは違い表情は常に柔らかく微笑む。幼い容姿だがれっきとした成人で見た目に反して中身はきちんと青年。
花鬼として欠如しているのは心身の痛み苦しさ辛さ怖さといった負の感情で理解しつつも自身では分かっていない感じていない。
"声"も欠けていて物理的に寡黙。簡単な会話は花吐きをし、普段の会話は花貝の幻影を応用した幻聴によって話す。
双子の兄と話すときはたまに軽く京訛りが出る。
父の他界と同時に心郵便花配達員を受け継いだ。
ウエストポーチに入れてある貝からは蜃の煙を纏った花びらと細氷を発生することが出来る。
二代目の能力で大切な人にのみ渡していた花貝が今の"手紙"の形状。
福の神の加護故か本来の花鬼として強く先祖帰りし、癒しの力が復活。
加えて厄払師の力も兼ね備え 災厄を払い除け福を招き 心の平穏を保ち 心身ともに癒すという強い力を持つ。
惜しみなくその力を使う故【幸せ運び屋】と呼ばれることも。
ただしその圧倒的な力と酷使の代償として寿命はあと数年、生きられるかわからなく少年の容姿なのもその影響と思われる。
その運命を悲観せず受け入れているようであるがそれは感情欠如のせいもあるようだ。
今まで泣いたことはないが涙は流れた瞬間に砕氷として零れ落ちる。
❀【家族】
父:紅鏡胤檜尾花幻楼羽入(故)【illust/53835355】(父さん)
「(父さんから受け継いだものは僕がしっかり繋げていくよ)」
母:月虹阴檜尾菱白桃寿真雪(旧姓:菱川)さん【illust/53825501】(母さん)
「(母さんは父さんと一緒になれて幸せ…みたいだね、ハハ、見てて分かるよ今も大好きだって)」
双子の兄:紅鏡胤菱雨雪幻桃花福寿さん【illust/54365667】(コト(君/兄)・福寿兄さん)
「(コト君お茶にしたらへん?お土産の栗羊羹まだあるはずだから)」
「(この前の依頼者、幸ヶ咲神社でコト兄に会った人だったみたいで、僕を見て驚かれたから福寿兄さんは僕の兄やって言うたんよ)」
❀
遠征先の甘味のお土産を買うのが恒例だった
今回の依頼も終了し、甘味処で何を買おうかと吟味していると
透き通るような声の少女がこの店ではこれが一番と言った
愛くるしい笑顔が可愛らしい…でも心の奥で泣いているように見えた
-守りたい- とその時僕の本能が叫んだんだ
気づくと家族分に加えて一つ余分に甘味を頼むと僕は君にそれを差し出した…
「(貰ってくれないかな?オススメを教えてくれたお礼と憂いが晴れるように…"笑顔"のほうがお嬢さんは素敵と思うから、ね?)」
❀素敵なご縁いただけました✿
透妃さん【illust/54513822】
「(ねえ透妃ちゃん、知ってる?隣の町の外れに…ありゃ、やっぱり知ってたかぁ…残念)」
「(花言葉?何?花吐きの僕の言葉も知りたいのかい?)」
「(やっ、久し…会いに来るのが遅い?アハハごめんごめん、ほら君の好きな甘い物のお土産だよ~…これで許してくれないかな?ね?)」
「(そっか…これがサミシサなんだね、でも透妃ちゃんが居てくれるなら大丈夫だね)」
「(今から親族会?ちょっと目閉じて?少し前髪に触れるよ?……ん?今何したのって?クス…おまじない、だよ)」
君はとても凛としていて…でもそうしていないときっと壊れてしまいそうな氷細工のような繊細な子で…
いつもどこか無理して笑っていた…そんな君の憂いを寂しさを辛さを恐怖を痛みを苦しみから守りたい
そう思い始めてからかな?どんどん胸を抉る痛みと寂しさが僕を蝕んでいった
最初こそ困惑し受け止めることが出来るのか分からなかったけど
君が一つ一つ教えてくれてヒトが"負の感情"というこの感情も痛みも愛おしく思えた
だって、この痛みは僕が生きて君と歩んで行けた証だろ?
それに君の負の感情は僕が持っていけるんだと、守り続けることが出来ると…嬉しかった
君と離れたくない、寂しい、痛い…それは事実だけど
僕は君に絶対に嘘はつかないよ
だからこの言葉が言えた…
僕はずっと君の傍にいるよ…どうか忘れないで、
たとえこの声が届かなくなっても、
この身が消えても、
手を引くことも抱きしめることも
…おまじないが出来なくなっても
僕は永遠に君のものだから…だからどうか…"笑って"?透妃…
思い描いていた笑顔で散ることは出来なかったけど、瞳から涙が零れて大分見苦しいだろうに
ちゃんと笑えてるよ祈羽君と君は言った…
君もずっと笑う練習をしていたんだろうね…大丈夫、ちゃんと透妃も笑えてるよ、
安心して…君の親族たちの争いの心も君の憂いも痛みも負の感情は浄化するから
僕は永遠に君を守る、守って見せるから…
君の幸せをいついつまでも祈るよ
僕がこの強大な力を得たのはきっと…透妃を守るためだったんだね
ねえ、透妃…
「…愛してる―――」
❀
❀沢山フリー素材お借りしました。
不備や連絡などありましたらお手数ですがメッセージなどにてお願いします。
(2016/01/06最終更新)
本名は、紅鏡胤檜尾幻氷華祈羽(こうきょういんひのおげんひょうかきはね)
普段使用する名は、樋尾祈羽(ひお きはね)
種族❀花鬼の半妖(人間/花鬼/蜃/福の神/雪女)
年齢❀見た目は14歳
身長❀160センチ(ブーツ込みでは167くらい)
一人称❀僕
二人称❀君、敬称は時と場合・相手によって様々
「(確かに最近は幸福運び屋さんなんていわれるけどちょっと変わったただの郵便屋さんだよ)」
「(花鬼はみんな愛する人に笑顔の花を咲かせてもらって散ったから、僕も笑顔で散りたいなってね)」
(あれ、可笑しいな…痛い…苦しい寂しい怖い……この感情は…、これは…君が――?)
❀【詳細】
過去の花鬼とは違い表情は常に柔らかく微笑む。幼い容姿だがれっきとした成人で見た目に反して中身はきちんと青年。
花鬼として欠如しているのは心身の痛み苦しさ辛さ怖さといった負の感情で理解しつつも自身では分かっていない感じていない。
"声"も欠けていて物理的に寡黙。簡単な会話は花吐きをし、普段の会話は花貝の幻影を応用した幻聴によって話す。
双子の兄と話すときはたまに軽く京訛りが出る。
父の他界と同時に心郵便花配達員を受け継いだ。
ウエストポーチに入れてある貝からは蜃の煙を纏った花びらと細氷を発生することが出来る。
二代目の能力で大切な人にのみ渡していた花貝が今の"手紙"の形状。
福の神の加護故か本来の花鬼として強く先祖帰りし、癒しの力が復活。
加えて厄払師の力も兼ね備え 災厄を払い除け福を招き 心の平穏を保ち 心身ともに癒すという強い力を持つ。
惜しみなくその力を使う故【幸せ運び屋】と呼ばれることも。
ただしその圧倒的な力と酷使の代償として寿命はあと数年、生きられるかわからなく少年の容姿なのもその影響と思われる。
その運命を悲観せず受け入れているようであるがそれは感情欠如のせいもあるようだ。
今まで泣いたことはないが涙は流れた瞬間に砕氷として零れ落ちる。
❀【家族】
父:紅鏡胤檜尾花幻楼羽入(故)【illust/53835355】(父さん)
「(父さんから受け継いだものは僕がしっかり繋げていくよ)」
母:月虹阴檜尾菱白桃寿真雪(旧姓:菱川)さん【illust/53825501】(母さん)
「(母さんは父さんと一緒になれて幸せ…みたいだね、ハハ、見てて分かるよ今も大好きだって)」
双子の兄:紅鏡胤菱雨雪幻桃花福寿さん【illust/54365667】(コト(君/兄)・福寿兄さん)
「(コト君お茶にしたらへん?お土産の栗羊羹まだあるはずだから)」
「(この前の依頼者、幸ヶ咲神社でコト兄に会った人だったみたいで、僕を見て驚かれたから福寿兄さんは僕の兄やって言うたんよ)」
❀
遠征先の甘味のお土産を買うのが恒例だった
今回の依頼も終了し、甘味処で何を買おうかと吟味していると
透き通るような声の少女がこの店ではこれが一番と言った
愛くるしい笑顔が可愛らしい…でも心の奥で泣いているように見えた
-守りたい- とその時僕の本能が叫んだんだ
気づくと家族分に加えて一つ余分に甘味を頼むと僕は君にそれを差し出した…
「(貰ってくれないかな?オススメを教えてくれたお礼と憂いが晴れるように…"笑顔"のほうがお嬢さんは素敵と思うから、ね?)」
❀素敵なご縁いただけました✿
透妃さん【illust/54513822】
「(ねえ透妃ちゃん、知ってる?隣の町の外れに…ありゃ、やっぱり知ってたかぁ…残念)」
「(花言葉?何?花吐きの僕の言葉も知りたいのかい?)」
「(やっ、久し…会いに来るのが遅い?アハハごめんごめん、ほら君の好きな甘い物のお土産だよ~…これで許してくれないかな?ね?)」
「(そっか…これがサミシサなんだね、でも透妃ちゃんが居てくれるなら大丈夫だね)」
「(今から親族会?ちょっと目閉じて?少し前髪に触れるよ?……ん?今何したのって?クス…おまじない、だよ)」
君はとても凛としていて…でもそうしていないときっと壊れてしまいそうな氷細工のような繊細な子で…
いつもどこか無理して笑っていた…そんな君の憂いを寂しさを辛さを恐怖を痛みを苦しみから守りたい
そう思い始めてからかな?どんどん胸を抉る痛みと寂しさが僕を蝕んでいった
最初こそ困惑し受け止めることが出来るのか分からなかったけど
君が一つ一つ教えてくれてヒトが"負の感情"というこの感情も痛みも愛おしく思えた
だって、この痛みは僕が生きて君と歩んで行けた証だろ?
それに君の負の感情は僕が持っていけるんだと、守り続けることが出来ると…嬉しかった
君と離れたくない、寂しい、痛い…それは事実だけど
僕は君に絶対に嘘はつかないよ
だからこの言葉が言えた…
僕はずっと君の傍にいるよ…どうか忘れないで、
たとえこの声が届かなくなっても、
この身が消えても、
手を引くことも抱きしめることも
…おまじないが出来なくなっても
僕は永遠に君のものだから…だからどうか…"笑って"?透妃…
思い描いていた笑顔で散ることは出来なかったけど、瞳から涙が零れて大分見苦しいだろうに
ちゃんと笑えてるよ祈羽君と君は言った…
君もずっと笑う練習をしていたんだろうね…大丈夫、ちゃんと透妃も笑えてるよ、
安心して…君の親族たちの争いの心も君の憂いも痛みも負の感情は浄化するから
僕は永遠に君を守る、守って見せるから…
君の幸せをいついつまでも祈るよ
僕がこの強大な力を得たのはきっと…透妃を守るためだったんだね
ねえ、透妃…
「…愛してる―――」
❀
❀沢山フリー素材お借りしました。
不備や連絡などありましたらお手数ですがメッセージなどにてお願いします。
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