ずっと離さないでいて。

幾らでも捨ててきた。
幾らでも消してきた。
どんな時も見ないふりしてきた。
どんなに感情を溢れ捨てても、
ひとり、真っ暗な夜は、
捨てた筈の心が零れてきて、
さびしい、さびしい、
と泣くんだ。

偽った殻じゃ何も守る事も出来なくて、
温めるにも冷えるばかりで。

さびしいな。

つめたいな。

ひとりは、

よるは、

暗闇は、

嫌だな。嫌だな。

独りになると直ぐにそればかりが燻って。
だから、だから、また、
朝になったら。
この手を繋いで離さないで。

「ナルト!」「ナルト」

温かい朝と冷たい夜を行ったり来たり。
…ずっと一緒に居ないなぁ。「なんて」

『温かさに憧れるも怖さが邪魔をする。』
大好きな曲を聴きながら、さびしんぼうのナルトさんを描きました。タイトルでなんとなくわかる方もいるかと思いますが、余りにも内容が違うので伏せておく…。本家素晴らしくて泣きます。幸せが待っていて欲しいです。
ナルトさんの冷たい手を温めたのは、同じ班の、後に大好きになる子でした。
暗い話好きなのがバレバレです…(汗
暗い話→ハッピーエンド
暗い話→バッドエンド
どっちも大好きですが、他の人が沢山ハッピー描いていて下さるので、バッド安心して書けますね!

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2016-01-11 00:07

 二次元気


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