blossom

『人ならざる者たちの演武』第五弾。
妖怪「猫又」の女性、ブロッサム。

※以下キャラ詳細となります

【疾風の桜紙師】

特殊部隊「月組」を補佐するために編成された「月影」に所属する妖怪"猫又"の女性。
編成以前より、付き合いのあるエイプリルを補助している。

生粋の純血妖怪の彼女だが、"猫又"という特質よりも、妖力で"紙"を自在に操ることの出来る"紙師"という側面で、その存在感を発揮している。
"紙"と認識される素材であれば、彼女の妖力に反応しその素材形式をありとあらゆるものに変化させることが可能。
それは刃質や、硬質、粘着質なものなど様々に及ぶ。
応用を利かせたものでは、刃物化した紙を大量に散布させ小規模な竜巻を起こすことも可能である。

姉御肌気質で、困っている者を放っておけない性格。
それは人、妖怪、半妖と隔たりは一切ない。
ただ、一方でそのお節介が行きすぎて調子に乗ってしまい、二次的事態を引き起こしてしまうこともしばしば。
普段は「郵便飛脚」として、霞一門の敷地内外全ての郵便配達を一手に行っている。

霞一門に身を置く以前は、山猫座という、妖怪演芸一座で座長の娘として"紙業"を披露していた。
人間に対しても友好的な者達の集まりで、その活躍は妖怪討伐を生業としている霞一門にも一目置かれており、様々な場所で公演を行っていた。
だが、ある集落で悪意に落ちた巨大妖怪の襲撃により両親を含む一座の殆どの者が命を落とす。
家族を亡くし路頭に迷った幼かった彼女を 、その巨大妖怪を討伐に訪れた一門が保護する形となり今に至る。

月組のエイプリルとはこのすぐ後に出会うことになり、彼女が月組に保護され周囲全てに不信感を抱き、悪意に落ちかけている時も、一緒に悩み、ずっと励ましていた。
そんな二人は姉妹の様な存在で、お互い誰よりも意志疎通が出来ている。

"夜"討伐の際、妹のような存在でもあるエイプリルの力となるため、「郵便飛脚」の裏の顔「諜報飛脚」として活躍する。