【銀魂】土方と沖田のネタメモ【奏でる彼音(カノン)】
キャプションにネタメモまとめその2
土方さんと総悟くんの小話。ミツバ編で二人が仕合ってたシーンと対になるイメージで考えてました。
沖→神、土ミツ要素がありますが、この話は土方さんと総悟くんでまとめてあります。
*****
『奏でる彼音』~かなでるかのん~
道場で稽古を始める準備をする土方と沖田
「チャイナ娘に相手にされないだぁ?」
「相手にされてないとは言ってねぇでしょ。」
「でも、男として相手にされてねぇんだろ」土方さん一本
「っ?!…!!!….」(回想いろいろ)「……」(チーン)
「おい、稽古はじめる前からダウンしてんじゃねぇよ」
向き合って一礼
ダンッ!
いきなり間合いもなにも関係なく沖田が土方に突っ込んでいく
「あんたは、惚れた女にそういう態度されたことねぇからって偉そうにっ」
(あれ、今「惚れた女」っつった?なにとうとう認めたのコイツ?)
「そんだけあんたを想ってくれる聡明で綺麗で謙虚で優しくて素敵な姉上を…
どうして振ったりしたんですかい」
「…」
「姉上は江戸に出てくるまでずっと、あの地であんたのこと想い続けていたんです」
(~ 時を 止めて ~)
「…」
ガッ グググ 沖田が土方を押す
「俺は、惚れた女一人くれぇ懐に入れる覚悟がありやす」
「姉上を幸せにする役目、できることなら俺が…」
土方が遠い記憶を辿る
「姉上は俺が嫁さんにもらって、幸せにするんだっ!」
(あの強い意志を持った目を、小さな体で心の底から叫んだ、あの一途な願いを、俺は…)
「知ってる…知っている」
「てめぇに理解されてたまるかよ…まさか、そんなつもりで俺のことまで考えて、姉上を敬遠したんじゃねえだろうな」グググググッ
「違う、そんなんじゃ、ねぇっ!」ガッ
(俺とアイツは…)
「気にくわねぇんだ…あんたと姉上にいつの間にか俺の立ち入れない領域ができていたっ。それがっ、無性に悔しくて悔しくてっ…気にくわねェェェッ!!!」
ガガガッ!!!
沖田の突き
土方は防ぎきれず、ミゾオチ寸止めというところで沖田は止める
冷や汗がどっと出る土方
ふぅーっと沖田深呼吸
「でも」
「俺と姉上の間には誰よりも強い絆があるんです。俺と近藤さんとだってある。そういうもんなんだって、頭では分かってた。もうずっと前から分かってたはずなんですけどねぇ…」
「…分からなくてもいいじゃねぇか」
「?」
「総悟、お前は昔から背伸びしすぎなんだよ。俺はお前が感じたことを素直に解放していけばいいと思う。そんなに、器用に生きるこたねぇ。」
「… … …く…くくく….それで、一番被害被るの、あんたなんじゃねぇですかぃ?」
「ぐっ」
「俺に言わせればあんたは不器用過ぎでさぁ、あと、ヘタレね」
「うるせぇよっ!」
「そして、優しすぎる」(ぼそ)
「?」
「土方さんは、そうしていろんなもんを懐に入れたり、背負ったり、下げたり、引きずったりしてるから、本当に大事に想う人を受け入れる余裕無くすんですよ。
まぁ、あんたのそんなところも合わせて惚れちまったんだからしょうがねぇですねぃ、懐に大事に仕舞われなくてもあんたに付いてこれた女性は、姉上くれぇですぜ」
「…」
「あ~いい汗掻いた~あんたとやったのは久しぶりですねぇ、今の俺にはどうですかぃ?負ける気しねぇですか?」
「ふん、勘弁してくれ」
「あ、さっき言った二人だけの領域ってヤツですが、不本意ながら…俺とあんたとの間にもあること、認めてるんでさぁ。
あんな、お人好し取ったらゴリラになるしかねぇような人を大将にして上手くやっていけてんのも、非対称な性悪があの人の両隣をガッチリ守ってるから。そうでしょうや、性悪相棒の土方さん」
「ふっ、ちげぇねぇ」
「あははは…うおおおりゃぁぁぁっ!」
ブンッ!といきなり総悟、竹刀を土方に投げつける。本気で。
「どすこーいっ!」ドカァァァン!!!ギリギリのところで土方が避けると壁に大穴が開く。
「そ、総悟ォォォォォ?!」
「気ぃ抜いてちゃだめですぜぃ、喧嘩はまだ終わっちゃいねぇんだっ!」
「稽古じゃなかったのかよ!いつから喧嘩ァ?!」
「俺たちが出会った瞬間からでさぁ...ニヤリ」
「そりゃ、お前が一方的にふっかけてきてるだけ…っぐはっ」
「おらっ死ねぃっ!副長の座ぁ寄こせいっ!」
「上等だコラァァァァッァ!!!!!」
二人で死闘(ケンカなのに)繰り広げた結果、道場は半壊。
二人揃って近藤さんにゲンコくらって叱られましたとさ。
*****
ミツバ編後の二人で考えていました。
イラストはイメージではないので、アレなんですけど…
イラストのイメージはバラガキ編後の二人のイメージです。
土方さんと総悟くんの小話。ミツバ編で二人が仕合ってたシーンと対になるイメージで考えてました。
沖→神、土ミツ要素がありますが、この話は土方さんと総悟くんでまとめてあります。
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『奏でる彼音』~かなでるかのん~
道場で稽古を始める準備をする土方と沖田
「チャイナ娘に相手にされないだぁ?」
「相手にされてないとは言ってねぇでしょ。」
「でも、男として相手にされてねぇんだろ」土方さん一本
「っ?!…!!!….」(回想いろいろ)「……」(チーン)
「おい、稽古はじめる前からダウンしてんじゃねぇよ」
向き合って一礼
ダンッ!
いきなり間合いもなにも関係なく沖田が土方に突っ込んでいく
「あんたは、惚れた女にそういう態度されたことねぇからって偉そうにっ」
(あれ、今「惚れた女」っつった?なにとうとう認めたのコイツ?)
「そんだけあんたを想ってくれる聡明で綺麗で謙虚で優しくて素敵な姉上を…
どうして振ったりしたんですかい」
「…」
「姉上は江戸に出てくるまでずっと、あの地であんたのこと想い続けていたんです」
(~ 時を 止めて ~)
「…」
ガッ グググ 沖田が土方を押す
「俺は、惚れた女一人くれぇ懐に入れる覚悟がありやす」
「姉上を幸せにする役目、できることなら俺が…」
土方が遠い記憶を辿る
「姉上は俺が嫁さんにもらって、幸せにするんだっ!」
(あの強い意志を持った目を、小さな体で心の底から叫んだ、あの一途な願いを、俺は…)
「知ってる…知っている」
「てめぇに理解されてたまるかよ…まさか、そんなつもりで俺のことまで考えて、姉上を敬遠したんじゃねえだろうな」グググググッ
「違う、そんなんじゃ、ねぇっ!」ガッ
(俺とアイツは…)
「気にくわねぇんだ…あんたと姉上にいつの間にか俺の立ち入れない領域ができていたっ。それがっ、無性に悔しくて悔しくてっ…気にくわねェェェッ!!!」
ガガガッ!!!
沖田の突き
土方は防ぎきれず、ミゾオチ寸止めというところで沖田は止める
冷や汗がどっと出る土方
ふぅーっと沖田深呼吸
「でも」
「俺と姉上の間には誰よりも強い絆があるんです。俺と近藤さんとだってある。そういうもんなんだって、頭では分かってた。もうずっと前から分かってたはずなんですけどねぇ…」
「…分からなくてもいいじゃねぇか」
「?」
「総悟、お前は昔から背伸びしすぎなんだよ。俺はお前が感じたことを素直に解放していけばいいと思う。そんなに、器用に生きるこたねぇ。」
「… … …く…くくく….それで、一番被害被るの、あんたなんじゃねぇですかぃ?」
「ぐっ」
「俺に言わせればあんたは不器用過ぎでさぁ、あと、ヘタレね」
「うるせぇよっ!」
「そして、優しすぎる」(ぼそ)
「?」
「土方さんは、そうしていろんなもんを懐に入れたり、背負ったり、下げたり、引きずったりしてるから、本当に大事に想う人を受け入れる余裕無くすんですよ。
まぁ、あんたのそんなところも合わせて惚れちまったんだからしょうがねぇですねぃ、懐に大事に仕舞われなくてもあんたに付いてこれた女性は、姉上くれぇですぜ」
「…」
「あ~いい汗掻いた~あんたとやったのは久しぶりですねぇ、今の俺にはどうですかぃ?負ける気しねぇですか?」
「ふん、勘弁してくれ」
「あ、さっき言った二人だけの領域ってヤツですが、不本意ながら…俺とあんたとの間にもあること、認めてるんでさぁ。
あんな、お人好し取ったらゴリラになるしかねぇような人を大将にして上手くやっていけてんのも、非対称な性悪があの人の両隣をガッチリ守ってるから。そうでしょうや、性悪相棒の土方さん」
「ふっ、ちげぇねぇ」
「あははは…うおおおりゃぁぁぁっ!」
ブンッ!といきなり総悟、竹刀を土方に投げつける。本気で。
「どすこーいっ!」ドカァァァン!!!ギリギリのところで土方が避けると壁に大穴が開く。
「そ、総悟ォォォォォ?!」
「気ぃ抜いてちゃだめですぜぃ、喧嘩はまだ終わっちゃいねぇんだっ!」
「稽古じゃなかったのかよ!いつから喧嘩ァ?!」
「俺たちが出会った瞬間からでさぁ...ニヤリ」
「そりゃ、お前が一方的にふっかけてきてるだけ…っぐはっ」
「おらっ死ねぃっ!副長の座ぁ寄こせいっ!」
「上等だコラァァァァッァ!!!!!」
二人で死闘(ケンカなのに)繰り広げた結果、道場は半壊。
二人揃って近藤さんにゲンコくらって叱られましたとさ。
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ミツバ編後の二人で考えていました。
イラストはイメージではないので、アレなんですけど…
イラストのイメージはバラガキ編後の二人のイメージです。
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2016-02-11 06:57
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