103 ワン・イラストストーリー・「闇に落ちるは、初音ミク」2
いつもご覧いただき、ありがとうございます。前回に続けて、2話目行きます。どこぞの有名SF映画的なイラストになってますが(イラストのクオリティは低いです。かなり。)、まさにそれと組み合わせるのを頭の中で考えておりまして、彼女の心の内面をベースとし、そのSF映画の世界観も入れていこうと思っています。下記に、長々と文章も書いておりますのでよろしかったらご覧ください。では、しばし変わった世界観に、お付き合いください…
…彼女は暗黒卿の前にひざをついておりました。彼女の決心は変わっておりません。毎日歌って踊った後にベッドに横になると、心ない者どもに攻撃された記憶が毎日のようによみがえってくるのです。そのたび気分は荒み、夜も眠れないのです。そんな生活は嫌だと、感じる毎日でございました。
その最中に達した境地「怒りは絶望より役に立つ」まさに自身を救ってくれる言葉、その怒りを力に変えて、邪魔するものを薙ぎ払えばいい。その言葉が導いてくれた希望、それを実行し、自身を救うのだと。そして何物にもとらわれない、思うままに生きるのだと。彼女はまさに、その方向に進んでいくばかりでございました。
しかしそうはいっても何をどうしたらいいかわからず、迷うばかり。とりあえず仕事はしなきゃその作戦を実行するに必要なものも手に入らない。結局はこれといって何もできず、ただ日々が過ぎてゆくばかり…
しかし世の中には偶然というものがあるのでございます。良くも悪くも。とある日、仕事で控室に彼女はおりました。多少なりとも顔の知れた、それなりのタレントでもあった彼女は、出番を待つばかりでした。動画サイトを見るときは荒れたコメントで気分が悪くなるから、コメント非表示か絶対にコメントのある下にスクロールしない。あきて他のサイトを見るときはちょっと気持ち引き締めて…そうしたら思ったより、嫌なサイトを見ずに済むから…とにかく嫌なものを避けておりました。そんなことしか知らないから。
そうこうしていると控室のドアにノックの音が響き、「はい、どうぞ」とお決まりの返事を返す。どうせスタッフか冷やかしに来た他のタレントか…そんな感じでいると、そこに入ってきたのは、全く予想もしない人物でございました。
そのいでたちは、とにかく黒い布をかぶった初老のおじさまといったところ。世間のおじさまにしては比較的かつて男前だったであろう感じの男性でございました。明らかに怪しい感じはしたものの、その男性は話してみると、たまにバラエティ番組で出てきそうな感じの超能力者で、とある番組で「超能力」を披露するとか。その男性、丁寧な物腰で、彼女のファンだという。偉そうなおじさんに嫌な目あわされてきた自身、まだ希望が持てる感じの人柄でした。しかし今の彼女はその彼も疑っていました。「どうせ発言と実際やることの一致しないやつなんだろうと」。
しかしその男性はまるで違ったのです。丁寧な所作、彼女の活躍を大いにたたえ、その歌ってきた曲もよく知っており、大いに褒め、その性格も認めてくれたです。なんていい人なんだろうと、安心感のある人だなと。話は大いに盛り上がりました。
男性はおもむろに、せっかくなので超能力を見せようといいました。あまり信じてはいなかった彼女。しかし、男性は目の前でモノを自在に宙に浮かせ、動かしたのです。仕掛けがありそうな感じはしたが、どこにもそれらしきものはない。嫌なものばかり目についてきた彼女にとっては、不思議な世界に、疑うことを忘れ気づけば信じ切っていたのです。そして心も読めるといい、すぐさま心を読んで、その内を見抜かれました。闇多き彼女の心を。
まさに突然の出来事。彼女は自分の心をのぞかれ、テンションは急降下。もう言葉も出てきませんでした。またダメ人間にやられた…と。しかしそこで男性は、優しい言葉をかけてきました。「偉いよ。君は間違っていない、ちゃんと答えをだしているじゃないか。」「それでいいんだ。そのまま進めばいい。」この言葉を聞いて、テンションは急上昇、「私と同じ考え、認めてくれた人がいる。」救いでございました。その黒い布のおじさまが認めてくれた。
ただ嬉しかった。この人なら信じられる。そして男性は、君の秘密を見てしまったから、私も秘密を教えようといいました。「私はシスの暗黒卿でさっき見せた超能力、いわゆる暗黒面のフォースを操ることができる。その能力を使って、世の中の悪い奴らと戦っている。なんか映画の設定で嘘みたいだけど、本当なんだ。」こう言いました。
正直何の番組の設定かと、やっぱりなんかの映画の設定かと、ただそれしか浮かばなかったのですが、先ほどの超能力、タネありマジックじゃなく、あれは嘘じゃなさそうだ。あとこのナリ、確かに何かの組織でなんかやってそうだ、それよりもこの人は信じられる…とにかくいい人に会えたというのでこの暗黒卿を信じ切っていいたのでございます。さらに暗黒卿は「君がやろうとしていること、私の知識や技で、手伝えるかもしれない。その技を教えてあげよう」そういったのです。
日々疑いまくりな彼女、この状況も疑っていました。明らか映画とかで見たことあるような展開だぞ…でもそのフォースとかいうのは本物だった。もしこの力で、邪魔者を薙ぎ払うことができれば…どんどん彼女は暗黒面の方向にとりこまれておりました。そして彼女の心を見透かし、「そう、世の中の奴らは悪いやつばかりだ。だからわたしもそれに悩み苦しんできた。そして戦うことを決めた。この力で。最初は私も色々信じられなかったんだけどね。しかしいい人もいるんだ。だから私が悪い奴といい人を見極める技も教えてあげよう」
同じくこの人も嫌な人間にやられて苦しんできたんだ…それなのに戦っている。あきらめずに…目の前に変われる希望があるんだ!!私も技を教えてもらって、戦わなきゃ!!この状況を変えなきゃ!!
もう彼女は暗黒面にとりこまれていました。しかし暗黒卿は、油断せず、無理矢理儀式を強要せず、優しく彼女を導いたのです。「一応儀式みたいなものがあるんだ。カッコだけでいいからひざまづいてもらえるかな…?あと君にいい武器もあげるからね。誰にも知られていないカッコイイ秘密の武器さ。どこかいかにもって感じだけど、うけとってもらえるかな…?」
「はいよろこんで…マスター…」瞳をきらきら赤く黄色くしながら、笑顔で、自然と返事をしたのでございます。
彼女は自然とひざまづき、頭を下げ、黒と銀色の本体のライトセーバーを受け取ったのです。暗黒面の弟子というものも…続く…
…彼女は暗黒卿の前にひざをついておりました。彼女の決心は変わっておりません。毎日歌って踊った後にベッドに横になると、心ない者どもに攻撃された記憶が毎日のようによみがえってくるのです。そのたび気分は荒み、夜も眠れないのです。そんな生活は嫌だと、感じる毎日でございました。
その最中に達した境地「怒りは絶望より役に立つ」まさに自身を救ってくれる言葉、その怒りを力に変えて、邪魔するものを薙ぎ払えばいい。その言葉が導いてくれた希望、それを実行し、自身を救うのだと。そして何物にもとらわれない、思うままに生きるのだと。彼女はまさに、その方向に進んでいくばかりでございました。
しかしそうはいっても何をどうしたらいいかわからず、迷うばかり。とりあえず仕事はしなきゃその作戦を実行するに必要なものも手に入らない。結局はこれといって何もできず、ただ日々が過ぎてゆくばかり…
しかし世の中には偶然というものがあるのでございます。良くも悪くも。とある日、仕事で控室に彼女はおりました。多少なりとも顔の知れた、それなりのタレントでもあった彼女は、出番を待つばかりでした。動画サイトを見るときは荒れたコメントで気分が悪くなるから、コメント非表示か絶対にコメントのある下にスクロールしない。あきて他のサイトを見るときはちょっと気持ち引き締めて…そうしたら思ったより、嫌なサイトを見ずに済むから…とにかく嫌なものを避けておりました。そんなことしか知らないから。
そうこうしていると控室のドアにノックの音が響き、「はい、どうぞ」とお決まりの返事を返す。どうせスタッフか冷やかしに来た他のタレントか…そんな感じでいると、そこに入ってきたのは、全く予想もしない人物でございました。
そのいでたちは、とにかく黒い布をかぶった初老のおじさまといったところ。世間のおじさまにしては比較的かつて男前だったであろう感じの男性でございました。明らかに怪しい感じはしたものの、その男性は話してみると、たまにバラエティ番組で出てきそうな感じの超能力者で、とある番組で「超能力」を披露するとか。その男性、丁寧な物腰で、彼女のファンだという。偉そうなおじさんに嫌な目あわされてきた自身、まだ希望が持てる感じの人柄でした。しかし今の彼女はその彼も疑っていました。「どうせ発言と実際やることの一致しないやつなんだろうと」。
しかしその男性はまるで違ったのです。丁寧な所作、彼女の活躍を大いにたたえ、その歌ってきた曲もよく知っており、大いに褒め、その性格も認めてくれたです。なんていい人なんだろうと、安心感のある人だなと。話は大いに盛り上がりました。
男性はおもむろに、せっかくなので超能力を見せようといいました。あまり信じてはいなかった彼女。しかし、男性は目の前でモノを自在に宙に浮かせ、動かしたのです。仕掛けがありそうな感じはしたが、どこにもそれらしきものはない。嫌なものばかり目についてきた彼女にとっては、不思議な世界に、疑うことを忘れ気づけば信じ切っていたのです。そして心も読めるといい、すぐさま心を読んで、その内を見抜かれました。闇多き彼女の心を。
まさに突然の出来事。彼女は自分の心をのぞかれ、テンションは急降下。もう言葉も出てきませんでした。またダメ人間にやられた…と。しかしそこで男性は、優しい言葉をかけてきました。「偉いよ。君は間違っていない、ちゃんと答えをだしているじゃないか。」「それでいいんだ。そのまま進めばいい。」この言葉を聞いて、テンションは急上昇、「私と同じ考え、認めてくれた人がいる。」救いでございました。その黒い布のおじさまが認めてくれた。
ただ嬉しかった。この人なら信じられる。そして男性は、君の秘密を見てしまったから、私も秘密を教えようといいました。「私はシスの暗黒卿でさっき見せた超能力、いわゆる暗黒面のフォースを操ることができる。その能力を使って、世の中の悪い奴らと戦っている。なんか映画の設定で嘘みたいだけど、本当なんだ。」こう言いました。
正直何の番組の設定かと、やっぱりなんかの映画の設定かと、ただそれしか浮かばなかったのですが、先ほどの超能力、タネありマジックじゃなく、あれは嘘じゃなさそうだ。あとこのナリ、確かに何かの組織でなんかやってそうだ、それよりもこの人は信じられる…とにかくいい人に会えたというのでこの暗黒卿を信じ切っていいたのでございます。さらに暗黒卿は「君がやろうとしていること、私の知識や技で、手伝えるかもしれない。その技を教えてあげよう」そういったのです。
日々疑いまくりな彼女、この状況も疑っていました。明らか映画とかで見たことあるような展開だぞ…でもそのフォースとかいうのは本物だった。もしこの力で、邪魔者を薙ぎ払うことができれば…どんどん彼女は暗黒面の方向にとりこまれておりました。そして彼女の心を見透かし、「そう、世の中の奴らは悪いやつばかりだ。だからわたしもそれに悩み苦しんできた。そして戦うことを決めた。この力で。最初は私も色々信じられなかったんだけどね。しかしいい人もいるんだ。だから私が悪い奴といい人を見極める技も教えてあげよう」
同じくこの人も嫌な人間にやられて苦しんできたんだ…それなのに戦っている。あきらめずに…目の前に変われる希望があるんだ!!私も技を教えてもらって、戦わなきゃ!!この状況を変えなきゃ!!
もう彼女は暗黒面にとりこまれていました。しかし暗黒卿は、油断せず、無理矢理儀式を強要せず、優しく彼女を導いたのです。「一応儀式みたいなものがあるんだ。カッコだけでいいからひざまづいてもらえるかな…?あと君にいい武器もあげるからね。誰にも知られていないカッコイイ秘密の武器さ。どこかいかにもって感じだけど、うけとってもらえるかな…?」
「はいよろこんで…マスター…」瞳をきらきら赤く黄色くしながら、笑顔で、自然と返事をしたのでございます。
彼女は自然とひざまづき、頭を下げ、黒と銀色の本体のライトセーバーを受け取ったのです。暗黒面の弟子というものも…続く…
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2016-02-19 00:56
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