【紅い糸2】庵 平太郎【結縁】

　
▽紅い糸―に―｜illust/54120068
　

　　「　面倒臭ぇ　」
　　

　名前：庵 平太郎｜ｲｵﾘ ﾍｲﾀﾛｳ
　年齢：29
　身長：183
　職業：無職

　一人称：俺
　二人称：あんた、お前さん、呼び捨て

　姪：小早川 真実子｜illust/55321567
　　「………真実子、ちょっとそれ取ってくれやしませんかい」
　　「姉貴も相変わらず金にがめついこって。あー、そこから適当に持って帰りなせぇ。
　　　ったらあの傲慢女もまあ満足するんじゃねえですかね。……はあ、面倒臭ぇ」


　放置され廃墟同然と化した家に一人住む男。
　極度の面倒臭がりで全てを面倒臭がり、定期的に訪れる姪の世話が無ければ飯すら食わずにいるほど。
　自分から行動することはなく一日の殆どを寝て過ごしている。
　何かにつけて二言目には「面倒」と発する。

　昔は軍に所属していたらしいが今ではもはや見る影もない。　
　

▽素敵な御縁を頂きました
　栗花落 灯夏さん｜illust/55149587
　
　　「………ずいぶんまあやかましいのが来やがった。ああ？……面倒臭ぇ、あんたの好きにしてくだせえや。金なら其処ですぜ」
　　「……………面倒臭ぇなあ。俺にはどうでもいいことですがねぇ。……それまた随分酔狂なこって」
　　「はあ、まああんたが飽きるまで勝手にして下せぇよ。ケチつけんのも億劫だ。
　　　………うるせえのが倍になりやがったなあ、嗚呼面倒臭ぇ」
　
　
▽
　キャラ同士の相性重視でお話しさせていただければなと思います。
　メッセージに簡単にでも関係性や出会いなどを書いていただけると此方も想像がしやすくなりますのでお願いしたいです。
　メッセージは即日～３日の間に返信する予定ですがもしその間に帰ってこなかった場合は届いていない可能性があります。
　その際はお手数ですが再送信のほどお願いします。
　既知関係などございましたらお気軽にどうぞ。

　キャプションは随時編集致します。

　

　
　
　自分で言うのもあれなんですがねえ。昔っから此処まで酷え様でもなく
　お国の為に軍属を決める程度には血気盛んな若者だったんですわ。

　だがまあ毎日毎日ばったんばったん人が臓物やら血やらぶちまけ死ぬのを見てたら
　そんな妄言も吹き飛んじまうし気も病むってもんで。
　そしたらまぁーだんだんと生きるのが億劫になっちまって。
　だったらちぃっとやる気でも出してお国の為って奴にでも死んでやろうかと思ったんですがねえ。
　こちとら死にたくてやる気出したってえのに
　周りの仲間ばかりが鉄の雨に打たれちゃおっ死んで
　肝心の俺はちいっとも死なせちゃくれやしねえ。

　どうやら神様って奴は俺の事が嫌いなようで。
　そったらまあ、今度は死ぬのも億劫になっちまったんですわ。

　そうこうしてたらあっという間に軍は解体。
　帰ってくりゃあ家にはだぁーれもいやしねえ。
　腹違いの姉貴は家を捨てて出て行きやがって知らねえ間に親父もお袋も死んでやがった。

　なんつーんすかね。そっから糸がぶちっと切れちまいやして。

　……ああ、喋んのも面倒になっちまった。






　　「生きるのも死ぬのも面倒臭ぇ。……面倒臭ぇなあ、全く」
　
　
　　「とっとと楽になりてぇもんだ」

　
　
　
　　「黙ってろ気狂い。あんたと俺を一緒くたにすんじゃねえよ。面倒臭え」illust/55559021