【人形日】シロフォン【第一場面】
こちらの企画『人形館の安息日』【illust/54961214】に参加させていただきます。
開催おめでとうございます。
〜プロフィール〜
シロフォン-xylophone-
身長:155cm
一人称:私
二人称:あなた、呼び捨て
元気かつ行動的。そうだ、気になるから〜〜しよう!の思考で動いている節がある。
警戒の二文字は辞書になく、何にでも近寄っていくし、誰とでも友好的に接しようとする。
怒られたり嘘をつかれたら少し落ち込むが、しばらくすると簡単に立ち直る。前向き。
「あれもこれもそれも! ぜーんぶ初めて見たよ!」
「えへへ……なんだか色々気になっちゃって、ついキョロキョロしちゃうや」
「ねえねえ、私はね、あなたを信じてるよ!」
〜ココロのカケラ〜
予感:5-破壊 「絶対に壊さなきゃいけないものがあるの」
たいせつなもの:×××
おもいだしたもの:×××
ギフト:×××
確信:×××
〜行動方針〜
出るかどうかはともかくとして、好奇心の赴くままにウロウロと歩いて回っている。見たいものを見ている、といった感じなので真面目な探索では無い模様。箱も目に付いた物だけをザックリ探る。
ティアブレイクのことはちょこちょこ気にしており、たまに近寄っていく。
他の人とは積極的に接しようとする。
また、何かをしようとする時、同行者には「〜〜しても良い?」と確認をとる。ダメだと言われたら大人しく引き下がる。
〜素敵な方とココロの共鳴をすることができました!〜
ドライエックさん【illust/55607649】(予感:逃避)
泣いて泣いて、その声を止ませることの無いティアブレイク。その泣き声を背に受けながら、ただただ心の赴くままに部屋の中を歩き回る。
縦横無尽に歩き回るその中で、シロフォンの左眼は床に座り込む少女を見とめる。さらさらと流れるミルクティーのような髪のその少女へ、シロフォンは近づき、正面へと回り込んだ。ーー無論、何一つ考えることなく好奇心のままに。
「ねえねえ、あなたも私と同じなの?」
その問いに帰ってきたのは小さな悲鳴と『近づかないで』というその言葉。しかし困ったことにそれで引いて離れるような落ち着いた性格では無いシロフォンは、一歩、一歩と下がる。目の前の彼女の恐れない距離を探るため。
もうそろそろ、大丈夫だろうか。そう(自分勝手に)判断したシロフォンは、そっと切り出す。
「私はシロフォン。あなたはだあれ?」
自分勝手な予感はあながち外れてはいなかったようで、少女はおずおずと声を漏らす。零れるようであったが、今度は悲鳴や拒絶は無かった。
ドライエックと名乗ったその少女は、決して会話できない相手では無かった。
ドライエックと話す中、不意にシロフォンは彼女の右眼が何も映していないことに気がつく。無論、そんなことがわかったのは他ならぬシロフォン自身の右眼も何一つ映さないからで。
「あのね、私、右の眼が見えないの」
突然ながらも言い出してみれば、ドライエックからは『同じ』と言う言葉が返ってきた。
同じ。私とドライエックは同じところがあるんだ。全くの正反対だと思っていたけれど、それは思い違いだった。
ーー全て違うわけじゃない。
それがどうしようもなく嬉しい。
「本当? ありがとう! 私もあなたのこととても好きだよ!」
「ねえねえ、ドラエ、ドラエ……えへへ、なんだかくすぐったい気分!」
「……そうだ! 一緒に箱を開けて、私達の大切なものを探してみない? 私、ドラエが見てみたいものを持って来れるよ。どうかな?」
ドライエックの言った、シロフォンとドライエックの眼と“同じ”色の箱はすぐに見つかった。
迷うことなく手を伸ばし、拾い上げる。また一目散にドライエックの元へと行こうとして、彼女が最初にシロフォンが話しかけた時に驚いていたのを思い出す。ーーもしかしたら、急に近づかれるのが怖かったのかもしれない。
突撃するように向かう前に、少しだけ、落ち着いた。
「これで良かったよね」
そう言いながら、開ける。なんとなくこれじゃないか、なんて予感がした。
ドライエックと一緒に見た、その箱に入っていたモノはーーーー
『相手にとって心地よい距離を探すこと』
『誰かの為に行動すること』
『考えなしになる前に、一度考えること』
『xxx』
〜×××〜
何か問題等ありましたらメッセージなどでご連絡くださいませ。
それでは、よろしくお願いいたします。
開催おめでとうございます。
〜プロフィール〜
シロフォン-xylophone-
身長:155cm
一人称:私
二人称:あなた、呼び捨て
元気かつ行動的。そうだ、気になるから〜〜しよう!の思考で動いている節がある。
警戒の二文字は辞書になく、何にでも近寄っていくし、誰とでも友好的に接しようとする。
怒られたり嘘をつかれたら少し落ち込むが、しばらくすると簡単に立ち直る。前向き。
「あれもこれもそれも! ぜーんぶ初めて見たよ!」
「えへへ……なんだか色々気になっちゃって、ついキョロキョロしちゃうや」
「ねえねえ、私はね、あなたを信じてるよ!」
〜ココロのカケラ〜
予感:5-破壊 「絶対に壊さなきゃいけないものがあるの」
たいせつなもの:×××
おもいだしたもの:×××
ギフト:×××
確信:×××
〜行動方針〜
出るかどうかはともかくとして、好奇心の赴くままにウロウロと歩いて回っている。見たいものを見ている、といった感じなので真面目な探索では無い模様。箱も目に付いた物だけをザックリ探る。
ティアブレイクのことはちょこちょこ気にしており、たまに近寄っていく。
他の人とは積極的に接しようとする。
また、何かをしようとする時、同行者には「〜〜しても良い?」と確認をとる。ダメだと言われたら大人しく引き下がる。
〜素敵な方とココロの共鳴をすることができました!〜
ドライエックさん【illust/55607649】(予感:逃避)
泣いて泣いて、その声を止ませることの無いティアブレイク。その泣き声を背に受けながら、ただただ心の赴くままに部屋の中を歩き回る。
縦横無尽に歩き回るその中で、シロフォンの左眼は床に座り込む少女を見とめる。さらさらと流れるミルクティーのような髪のその少女へ、シロフォンは近づき、正面へと回り込んだ。ーー無論、何一つ考えることなく好奇心のままに。
「ねえねえ、あなたも私と同じなの?」
その問いに帰ってきたのは小さな悲鳴と『近づかないで』というその言葉。しかし困ったことにそれで引いて離れるような落ち着いた性格では無いシロフォンは、一歩、一歩と下がる。目の前の彼女の恐れない距離を探るため。
もうそろそろ、大丈夫だろうか。そう(自分勝手に)判断したシロフォンは、そっと切り出す。
「私はシロフォン。あなたはだあれ?」
自分勝手な予感はあながち外れてはいなかったようで、少女はおずおずと声を漏らす。零れるようであったが、今度は悲鳴や拒絶は無かった。
ドライエックと名乗ったその少女は、決して会話できない相手では無かった。
ドライエックと話す中、不意にシロフォンは彼女の右眼が何も映していないことに気がつく。無論、そんなことがわかったのは他ならぬシロフォン自身の右眼も何一つ映さないからで。
「あのね、私、右の眼が見えないの」
突然ながらも言い出してみれば、ドライエックからは『同じ』と言う言葉が返ってきた。
同じ。私とドライエックは同じところがあるんだ。全くの正反対だと思っていたけれど、それは思い違いだった。
ーー全て違うわけじゃない。
それがどうしようもなく嬉しい。
「本当? ありがとう! 私もあなたのこととても好きだよ!」
「ねえねえ、ドラエ、ドラエ……えへへ、なんだかくすぐったい気分!」
「……そうだ! 一緒に箱を開けて、私達の大切なものを探してみない? 私、ドラエが見てみたいものを持って来れるよ。どうかな?」
ドライエックの言った、シロフォンとドライエックの眼と“同じ”色の箱はすぐに見つかった。
迷うことなく手を伸ばし、拾い上げる。また一目散にドライエックの元へと行こうとして、彼女が最初にシロフォンが話しかけた時に驚いていたのを思い出す。ーーもしかしたら、急に近づかれるのが怖かったのかもしれない。
突撃するように向かう前に、少しだけ、落ち着いた。
「これで良かったよね」
そう言いながら、開ける。なんとなくこれじゃないか、なんて予感がした。
ドライエックと一緒に見た、その箱に入っていたモノはーーーー
『相手にとって心地よい距離を探すこと』
『誰かの為に行動すること』
『考えなしになる前に、一度考えること』
『xxx』
〜×××〜
何か問題等ありましたらメッセージなどでご連絡くださいませ。
それでは、よろしくお願いいたします。
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2016-03-01 00:04
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