短時間挑戦 2823

　＊さて、本日の短時間挑戦も引き続きバイクで御座います。
　御覧の通りかなり独特と申しますか無機質に感じられる一台。
　何処か古めかしいのですが、それ以上に冷たい感覚を受けてしまうのは何故なのでしょうねぇ。
　唯、各部品毎に細かに別れていた為ある程度は描き易く、色も白であった事もありお時間は31分となりました。

　＊本日のバイクはピアジオグループ日本支社よりPX150アニバーサリーで御座います。
　150cc空冷2ストローク単気筒エンジンを搭載。
　最高出力7.8hp/6000rpmで最大トルク11.2Nm/4000rpmとなっております。

　こちらは日本とイタリアの国交樹立150周年を記念した特別なナンバリングエンブレムを配した物なのだそうです。
　クラシカルなデザインと申しますか、オリジナルに近いデザインを継承し続けてきた物がPXシリーズなのだそうで、古めかしく事務的に感じられたのは、もしかしたら日本のカブと同じように扱われた時期があったのかも知れませんね。

　スチールモノコックボディに空冷2サイクルエンジンとマニュアル4速という拘りのある方には堪らない作りをしているロングセラーモデルで御座いますね。
　よく2スト４ストと呼ばれて分けられますが、こちらは最近少なくなった２ストで御座います。
　そして、１５０ccですから変速も必要であり、其れもオートマチックではなくマニュアルシフト方式。
　スクーター型でなければ更に人気が出ていたかも知れませんねぇｗ

　今年、２０１６年は日伊国交１５０周年なのだそうで、日本やイタリアの各地で１５０周年記念の催しなどと言った物やそれにあやかった物が制作販売されて居るのだとか。
　その一環として今回このPX150も特別なナンバリングエンブレムを配した物を１５０台限定で販売するのだそうです。
　１から１５０までナンバリングエンブレムが特別に施された物は両国の強い結びつきを思い出させると共に特別なブランドに込められた埃をプレミアムな価値を高める、と言う謳い文句が御座います。

　ちなみに、特別装備としてリアキャリアを装備した物があるそうなのですが、こちらが通常よりも割安になっているそうです。　

　アニバーサリー基本のお値段が税込み５２万円程度で、リアキャリア搭載は２万円アップ。
　唯、普段はこのリアキャリアは２万７０００円なのだそうで、その分割安となっております。

　日本でよく知られているベスパとは思いもよらないほど事務的なデザインの一台。
　お値段もお値段ですし、思い入れの強いか対外には流石にお勧めはしかねますねぇ。

　＊本日の搭乗者さんは白く事務的に感じられる一台で御座いますので月の兎さんで御座います。
　レースごっこに於いてはレーサーとして、日常生活に於いてはオモイカネさんの弟子であり雑務の大半をこなす便利屋さん。　

　当然人間に危険の無いお薬の販売も彼女のお仕事。
　効き過ぎる物はリピーターが出なくなるので飽く迄も人間が作った物よりも僅かに強い程度。

　街頭販売は口の上手い地上の兎さんにお任せして、こちらは既にある顧客リスト通りの販売を致します。
　唯、その為にはやはり足が必要で、今回カッパ工房で購入したのはこちらの一台。
　癖も無く飾り気もない、飽く迄も走る事にのみ拘ったデザイン。
　其れで居てポイントポイントに使われている技術は飽く迄も早く安定した走りをもたらす拘りの作り。

　中々取り回しのし易い一台がお気に召した様で、早速こちらを使用してお薬の宅配を行うのでした。